写真・文:山ノ井敦司
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ホンダ・モンキー125(JB03)をベースとしたストリートカスタム


排気量50cc~125ccのミニバイクは車両価格も比較的リーズナブルなうえ、ちょっとした買い物や普段の足としてもとっても便利。様々なシーンにおける手軽さ・気軽さは最もだが、そのほかで多くのユーザーが魅力に感じているポイントは「カスタムのしやすさ」ではないだろうか?
カスタムの定番であるマフラーや外装、足まわり、エンジンまで、ミニバイクのパーツは国内にとどまらず、世界規模で豊富にラインナップされており、その価格帯も比較的お手頃。初心者からマニアまでを夢中にさせてしまう魅力がここにある。
今回紹介するマシンには、性能や見た目、機能までをアップできるSP武川製のパーツが満載。これからカスタムを予定している方はぜひ本記事をチェックしてほしい。
(あっ、著者的には、カスタムはパーツをくっつけるだけじゃなく、上の写真のようにタイヤをハイグリップ仕様に交換するだけでも、ずいぶん違いが感じられて面白いと思っているぞ! まだ純正タイヤを履いている人はお試しあれ‼)

フロントの印象をガラッと変えるメーターバイザーキット&ヘッドライトガード。ステム部には
フォグランプも装着することで一気にワイルドな見た目にチェンジ。メーターバイザーキットに貼られるステッカーはデモ車にあわせたもので、キットはブラック仕様。

純正フロントフェンダーをダウンフェンダー化させる人気のステーキット。センタープレート部は見た目にもこだわっており、アルミ削り出し仕上げてカスタム感もアップ。
ダウンフェンダー化することで車体全体の見た目もガラッと変えられるのでおすすめだ。

奥に見えるメーターは速度から回転数、ギアポジション、温度計、燃料計、時刻、バッテリー電圧表示やタイヤ外径補正、パワーテスト機能など様々な機能が搭載されるスーパーマルチTFTメーターに変更。
車種専用設計なので、専用サブハーネス、ステーセットが付属。ハンドルポスト部にはコンパクトLEDサーモメーターが埋め込まれるキットも装着。

タンクにはニーグリップパッドを貼り付けることでクラシカルさがアップ。
実際のライディング時には高いグリップ性能を発揮してくれ大活躍だ! 汎用品なので、様々な車種に取り付けが可能。ワンポイントカスタムにオススメなTAKEGAWA円型エンブレムはレッド以外にイエローも販売中。


オイルクーラーやスカチューン、オイルキャッチタンクなどでメカニカルな見た目となったエンジンまわり。
見た目だけでなく、ボアアップキットも組み込むことでパワーアップ済み。車体のパワーアップにあわせ、車体左にはステリングダンパーを装備することで高速域で走行をサポート。

マフラーは、SP武川がこれまでモンキーや様々なミニバイク用にリリースしてきたボンバーマフラー(JB03用)を装着。
純正のアップタイプからカスタム感が増すダウンスタイルとなり、独自のサイレンサー構造、ステップ構造のエキパイで排気効率をアップさせパワーもアップ‼

ステップは固定位置が調整できるアジャスタブルステップを装着。細かく設定が用意されており、7つのポジションから自分の好みの位置にセッティングすることができる。
モンキー125だけじゃなく、ダックス125やグロム、CB125Rといった様々な車種に対応している。

リアブレーキ

フロントブレーキ
前後ブレーキはオリジナルのブレーキローターにあわせ、ブレンボ製キャリパーを投入。エンジンのパワーアップにあわせたブレーキの強化は必須! しっかり走って、しっかり止まるが走りを最大に楽しむポイントだ‼

足まわりのレベルをグッとあげるアルミスイングアームは、完全新設計となるメインアームを使用。
独自の断面形状と素材の厚みにすることで、高い剛性と軽量化を両立。チェンアジャスター部は六角レンチで簡単に調整可能な設計にすることでメンテナンス性もアップ。

カスタム感抜群のシートは、ベースからスポンジまでSP武川オリジナルとなっているタックロールシート。
純正に比べると見た目は薄いが、クッション性は十分に確保されており、座り心地も抜群。グラブバーは車体の取り回しなどに大活躍。

車体左側には荷物の積載にあわせ、ツーリングバッグを装着。普段の買い物時やツーリング時などに大活躍すること間違いなしだ!
スリングベルトも付属されているので、バイクを降りた時にはショルダーバッグとして使用が可能。バッグの取り付けにはサイドバッグサポートのご用意を忘れずに!!

マフラーに続くカスタムの定番アイテムであるフェンダーレスキット。
ライセンスプレートは純正をそのまま使用することで、別途パーツを用意することなく取り付け可能。リアインナーフェンダーを取付ける際に、一部加工が必要になるとのことなので、取説を熟読しよう!!
写真・文:山ノ井敦司






