トミーテックジオコレ64にハンターカブのキャンプ情景セットが登場したよ〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.342〉

TOMYTEC（トミーテック）ジオコレ64 カースナップ30a ソロキャンプ

これまで、トミカのスーパーカブにキャンプ仕様やツーリング仕様は存在したんだけど、いずれもノンスケールだったのよね。
ちなみにツーリング仕様は入手難易度が多少あるけど、キャンプ仕様はまだ入手可能なはず。これね。

今回紹介するのは、トミーテックのジオコレ64。1/64スケールのジオラマシリーズ。

1/64スケールなのでトミカのカブよりもだいぶ小さいんだけど、その代わりミニカーとかと組み合わせやすくて夢が広がるのよ。
趣味性の高いモデルなので、値段はいわゆるミニカーとかよりも高めだけど、それに見合った満足感があるよ。

外箱はこんな感じ。海外モデルみたいなイメージのデザイン。

では内容物を見ていくよ。テントは、前室がツーリングドームっぽい感じ。

天井部分のベンチレーターや張り綱のベース部分なんかも造形されてる。

焚き火台は一斗缶を使ったものっぽい感じ。でも脚部分の形状とかが特徴的だから、なんかイメージソースがあるのかも。

テーブルは木製折りたたみテーブルっぽい雰囲気。ディッシュ＆カトラリー、ボトル、カップは固定されてる。

チェアはチェアワンっぽい形状。

付属フィギュアとチェアの相性は凄く良い感じ。すぽっとはまるし、位置もピッタリ決まるよ。

ヘルメットはフルフェイスタイプで、スモークシールドを上げたような造形。

内側が彫り込まれていて、そのまま付属フィギュアに被せることができるよ。これも無理なく着脱できて、精度の高さが凄い。

個人的には主役のCT125・ハンターカブ。車体色はグローイングレッド。リアキャリアが黒なので、JA65といっていいはず。

模型独自の解釈として、薪束がスイングアームあたりに括り付けられてる。これは別パーツにしてキャリアに載せる方が嬉しかったな。

左側面はこんな感じ。

こちらもやや低めの位置にサイドバッグが装備されてる。
リアキャリアとツラくらいの位置だとより嬉しいけど、そもそもモデル化されてるだけでもありがたい。

薪束とサイドバッグの接着位置はこんな感じ。丁寧に作業すれば切り離しや移設もできるかも。

ハンターカブにセンタースタンドがあるけど、透明スタンドパーツも付属するよ。失くしそうなので未開封。

付属フィギュアをハンターカブにまたがらせてみたらこんな感じ。

リアキャリアにも載せてみた。薪束が足掛けになって安定性は良かった。

あと、ウッドチップイメージのディスプレイ台紙も付属。破線のところで切り出して使うみたいだけど、切らなくても枠感があってそれはそれでお気に入り。

台紙に全部載せてみるとこんな感じ。

これだけでもかわいいんだけど、1/64なので様々なミニカーとスケールが合うのが魅力。
かなり情報量のある造形なので、トミカリミテッドとかのスケールモデルを組み合わせることで非常に映えそう。

付属のCT125をトミカリミテッドヴィンテージネオのCT125と比較してみる

以前にも紹介したトミカリミテッドヴィンテージネオのホンダアクティに付属してたCT125・ハンターカブ。同じトミーテックなので、CT125は同じ形状だとは思うけど、念のため確認してみたよ。

左がアクティ付属のCT125。右がジオコレ64のCT125。
基本的な形状は同一っぽい。

違いは、ボディカラーと右の薪束、あと左のサイドバッグだけじゃないかな、たぶん。

ホンダアクティに2台積んでみたけど。薪束のおかげでちょっと窮屈になっちゃった。

マットフレスコブラウンをジオコレと組み合わせてみたけど、これはこれで良い感じ。シートバッグが欲しくなるけど、樹脂粘土とかで作ってみようかな。

1/64なので、トイズキャビンのガチャとかを入手できれば、スーパーカブやクロスカブでのキャンプシーンを作ることもできそう。

まとめ

情景キットとしても、バイクのキャンプツーリングを主題にしたものは結構珍しいんじゃないかな。この手のものって再販があるかよくわからないので、気になった人は早めに入手を。

レポート：若林浩志

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若林浩志／プロフィール

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愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90(HA02)とホンダ・ハンターカブ125(JA55)。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。
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