デイトナトーク「DT-02（ディーティーオーツー）」使用レビュー｜通話の音質がアップ！タイムラグが減り複数人での会話もスムーズに

2025-10-11

太田安治 @ webオートバイ

用品インカムヘッドセットデイトナ DT-02 ツーリング webオートバイ

デイトナが発売するインカム「DT-01」の後継モデル「DT-02」が登場。音質や通話時のタイムラグといった基本性能が格段とアップし、会話のストレスが軽減された。
文：太田安治／写真：松川忍、南孝幸／モデル：若月佑美

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デイトナ（Daytona）DT-02（DTオーツー)）ワイヤーマイクタイプ 1台 25031
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デイトナトーク「DT-02（ディーティーオーツー）」テスト&レポート

画像: DAYTONA TALK DT-02 税込価格：3万4700円サイズ：長さ115mm×幅50mm×高さ37mm 重量：58g 販売元：デイトナ — **DAYTONA TALK**
**DT-02**
税込価格：3万4700円
サイズ：長さ115mm×幅50mm×高さ37mm
重量：58g
販売元：デイトナ

日本ブランドの人気インカムが大幅進化

スマホと連携させて様々なアプリを利用できるスマートモニターが人気商品となり、車体のメーターパネルに同様の機能を備えた車種も急速に増えている。それらの機能を存分に活かすためにはBluetoothインカムが必須。インカム間での「話す」機能に加え、ナビや音楽、電話などの音声を「聴く」ことが不可欠なのだ。

デイトナのインカムは通話品質と操作性を重視した設計に拘り、ハイエンドモデルのDT-01は日本のライダーに高く評価されてきた。その後継となるDT-02も、多機能化ではなく基本性能を大きく底上げしていることが特徴。性能向上のポイントがクアルコム社のBTチップを2枚搭載したこと。インカム通話は最大8名まで増え、2台間の通信距離も最大1500mと長くなった。

8台同時接続テストで実感したのは走行中の会話がクリアなこと。アナログ⇔デジタルの変換速度とノイズ処理能力、マイクの性能が上がり、通話音声のタイムラグ（遅延）が減った。このメリットは同時通話台数が増えるほどに際立つ。

また、スイッチのボタン／レバーの位置と形状が見直され、左手でインカムに触れると親指が自然にボタンの位置に合うから、インカム通話の開始／終了、電話の発着信、音量調整などの操作が直感的に行える。既存インカムの中でも操作性はトップレベルだと断言できる。

WEB販売では多くの激安インカムが出回っているが、バッテリーの劣化が早く、防水性や通話品質もそれなり。安心して使うためには、サポート体制のしっかりした製品を選ぶことを推奨する。