CT125・ハンターカブはガソリンタンクのキャップが回しにくい
CT125・ハンターカブのタンクキャップって周辺がプラスチックの壁みたいなので囲われてて掴みにくいんですよ。
開閉するときは、指先をタンクキャップとプラ壁の間に差し込んで、つまむようにして開閉しないといけない。しかも、そこそこタンクキャップのバネが強いので、結構ピンチ力が求められる感じ。
特に長距離ツーリングでの給油なんかで、プラ壁に爪が当たったりすると地味にストレスなんですよ。
というわけで、以前はホンダ純正流用のツマミ付きタンクキャップを紹介したよ。
で、そんなハンターカブのタンクキャップを改善する専用パーツがZETAから登場。
それがZETAタンクキャップカバー。ハンターカブの純正タンクキャップに装着することで、使いやすさだけじゃなく、見た目もカッコ良くなる優れもの。
では、詳しくて見ていくよ。
ZETA ガスキャップカバー
これがZETAガスキャップカバー。
本体はアルミ合金でできていて、純正タンクキャップに被せるように装着するというもの。
表面は梨地仕上げで高級感のある印象。

CT125・ハンターカブだけじゃなく、スーパーカブC125やダックス125にも使えるよ。
ジータレーシング(ZETA RACING) CT125(JA55/JA65)'20-25, DAX125 '23-25, スーパーカブC125 '22-24 ガスキャップ カバー ブラック 簡単装着 作業性向上 D8320
amzn.toヘキサゴン形状により掴みやすく力も入れやすい。また、エッジ部分を滑らかに仕上げることで、握り心地も非常に良い感じ。

純正タンクキャップへの固定は、外周部3カ所にあるイモネジで。

こんな感じで装着するよ。

装着したときの高さを測ってみる
純正とZETAガスキャップカバー装着時で高さの違いを比較してみるよ。純正シートならもちろん適合は取れてて問題ないんだけど、カスタムシートを装着してる人も多いと思うので、参考までに。
いざ実測しようと思ったら形状が複雑なので、挟んで計測できなかった。
仕方ないので、レーザー距離計でざっくり測ってみるよ。
レーザー距離計を地面に対して垂直に向けて、高さ300mmの位置にセット。
まずは厚みを測定してみると295mm。
つまり300mm引く295mmなので、ZETAガスキャップカバーの中央部厚みは約5mm。

レーザー距離計を300mmの高さにセット。

中央部の厚みは300mm-295mmで約5mm。
次に純正タンクキャップを計測。263mmだったので300mm引く263mmで全高は約37mm。
ZETAガスキャップカバーの中央部厚みが約5mmだったので、装着時全高が42mmくらいになれば数値はあってるはず。
で、ZETAガスキャップカバーを純正タンクキャップに装着して測ってみると258mm。300mm引く258mmで約42mm。
どうやら計測はおおよそ合ってたみたい。

純正の高さは300mm-263mmで約37mm。

ZETAガスキャップカバー装着時の最大高は、300mm-258mmで約42mm。
なので、純正タンクキャップに対して、5mm高くなるってことね。5mmだったら、純正シートだけじゃなく社外シートでもほぼ干渉しなさそう。
取り付け
では、実際に取り付けてみるよ。
必要なのは2.5mmの六角棒レンチだけ。

TRUSCO(トラスコ) ボールポイント六角棒レンチ(標準タイプ)2.5mm
amzn.toまずは純正タンクキャップをへこみ部分にはめこもう。非常に精度が高いのでビシッと収まるよ。

そしたら、3カ所のイモネジを六角棒レンチで締めていくんだけど、適当に付けるとロゴが斜め向いちゃう。
そうするとタンクキャップを開け閉めするときにわかりづらくなっちゃうので、純正タンクキャップの三角矢印と、ZETAロゴの向きを揃えておくのがポイントかも。

ZETAロゴと△マークの位置を合わせつつ、3カ所のイモネジを均等に締めていこう。

斜めにならないよう、丁寧に取りつけてね。

ロゴの位置も良い感じに装着出来た。この時点で開け閉めがスムーズにできるか確認しておこう。

装着状態での比較
最後に装着状態で比較していくよ。まずは純正。指先でつまんで回すから、縁のプラスチックに指先とか爪の付け根が引っかかって痛いのよね。

ZETAガスキャップカバーを装着するとこんな感じ。純正よりも大きく、高くなってるので、指先だけじゃなく手のひら全体でつかんで回すこともできるようになるのよ。

真横から高さを比較してみるよ。まずは純正。低い。

真横から見ると、より掴みやすくなってるのがわかりやすいかも。
5mm高くなっただけ、というと大した差に思えないけど、純正は天面が球状なのよね。だから実際に掴むことのできる面積としてもそれ以上に拡大してる。

まとめ

実際に給油してみたけど非常に快適。質感も形状も良いので、シートを開けた時にワクワク感があって凄く満足。
装着も簡単だし、給油時にストレスのある人にはぜひ装着してみて欲しい。こだわりのカスタムパーツとしても、オススメよ。
レポート:若林浩志
スーパー・カブカブ・ダイアリーズの記事・動画 一覧

スーパーカブのシート下を活用したいので、シートインポケットのSサイズを頑張って装着してみる - webオートバイ
〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.219〉
www.autoby.jp
▶▶▶YouTubeチャンネル|SUPER CUBCUB DIARIES
www.youtube.com