イオンモールにグランプリライダー集結！
こんなかんじでステージに３選手&解説陣の３人が鎮座していました
鈴鹿８耐が目前に迫っている７月某日。埼玉県は戸田市にある「イオンモール北戸田」がちょっとしたパニックでした。イベントスペースになっているセントラルコートにお客さんがたくさん、２階にも３階にもビッシリで、たまに行われているアイドルや漫才師のステージのよう！
そのステージに鎮座するは、山中琉聖、國井勇輝、小椋藍という面々に加え、坂田和人、青木治親、そしてGPジャーナリストの遠藤智さん。
イオンモールのイベントスペース、2階～３階にもビッシリ。非公式ですがお客さん、約500人だって！
これ、モビリティリゾートもてぎで９月28日に決勝レースが行われるMotoGP日本グランプリの盛り上げ企画「MotoGPスペシャルトークショー」が行なわれたのです。
トークショーは、今シーズンのこれまでの様子や近況をはじめ、日本グランプリへの抱負ですね。特に、小椋はMotoGPライダーとしては初めての日本グランプリ、國井もMoto2ライダーとして初めての日本グランプリですね。山中は６年目のMoto3、つまり６回目の日本グランプリになりますね。
山中琉聖 Moto3クラス６シーズン目の山中は、カタールでポールポジション→３位表彰台をゲットしました
國井勇輝 Moto2クラスのデビューシーズンで最高位16位とポイント獲得まであと一歩！
小椋藍 日本人唯一のMotoGPライダーはデビューレースで予選5位→決勝4位という離れ業！ シーズン中盤はちょっと苦しんでいますが、後半戦ももう一回盛り返してくれます！
あとは解説陣の３人とライダーの３人が、テーマに沿ってお絵描きしてそれを当てる、みたいなゲームや、出演の６人からのプレゼントコーナーもあり。つい数日前にチェコグランプリを終えたばかりとは思えない時間軸のイベントでしたね～。
ファンのみんなにとってみれば、普段はサーキットで限られた時間でしか会えないライダーたちと、サーキット外、それもイオンモールで（笑）会えるという貴重なイベントでした。でもね、ライダーたちのとっても、ほんとはファンのみんなと触れ合いたい、でもサーキットじゃつぎつぎと時間に追われててそれもできない……と思ってるんです。だからこういうイベントがあるの、嬉しいんです。
そして、当然のように話題は日本グランプリへの意気込みですね。
山中琉聖
「スペインとかイタリアのレースは年に数回あるけど、日本って１回だけですから、僕にとって、日本のファンの皆さんにとっての大イベント、勝ちに行きたい気持ちしかないです！僕はあんまり日本でファンのみなさんと触れ合う機会がないので、こういうイベントに参加できてうれしいです」
國井勇輝
「僕もやっぱりいちばん楽しみにしているラウンドで、実は2020～21年、Moto3を走ってたシーズンが、ちょうどコロナウィルスの時期とかぶっちゃって、すごい走りたいって気持ちがあったのに、ホームグランプリを走れなかったんです。だから今シーズンはMoto2デビューイヤーでちょっと苦戦してますけど、もてぎはすごく楽しみだし、なんとか自分が納得できるようなレースがしたいです」
小椋藍
「自分が納得できるレースがしたいですね。ぼく日本グランプリはわりといい印象が多くて、Moto2では過去３年、表彰だでは終われているんで、でも今年は（MotoGPクラスに昇格して）ちょっと話は違うんで、大目に見てください（笑）。できるだけ頑張ります、軽い気持ちで見ててくれると嬉しいです^^」
忙しいスケジュールのなか、リラックスタイムをすごした３ライダー。3人とも、このサマーブレイクの間もばんばんトレーニングに走り回ってるはずですよ～
さらに！ 山中と國井は、８月３日に決勝レースが行なわれる鈴鹿８耐にも参戦します！ 小椋は鈴鹿８耐には出場しませんが、８耐翌日にモビリティリゾートもてぎで行なわれるクシタニ主催の参加無料イベント「KUSHITANI PRO-DAY」（モビリティリゾートもてぎの入場料+駐車場代が必要）に出演するみたいです！
きょうのイベントの模様は、MotoGPスペシャル番組として、
９月15日19時から、CS放送「日テレジータス」で放映されます。
もちろん、本番の日本グランプリもねー！
写真･文責／中村浩史
