葉月美優です。
もう完全に夏ですね。暑いけど、夏の深い緑の景色と夜の雰囲気は大好きです。

前回は、初めてのCBR600RRレーサーで走行でした。今回はその続きです。
それでは、2本目。やっぱり、30分枠が2本あるのは余裕があっていいです。ウォーマーでタイヤも温めて準備万端で、1本目よりも思い切り走りたいぞとワクワク!

もちろん、コースインする瞬間もワクワク!

1コーナーは右端を走り、2コーナーを超えてコカ・コーラコーナーからレーシングラインに入ります。コカ・コーラコーナーは、未だにいつか転ぶだろうと思っているコーナーで、昨年の100Rの転倒以来かなりスピードを落とすようになりました。


100Rのラインは、頭ではわかっていても実際に走ると上手くいかないので、次のバトラックス走行会でインストラクターの方に引っ張っていただきたいなと思っています。それまで、100Rは転ばないようにとてもゆっくり走っています。

そして、ヘアピンの立ち上がり……あれ、加速しない!? アクセルを回してもパワーが出ない……。これ、経験したことあるぞ。昨年の4月の筑波サーキットでもCBR250RRで同じ現象がありました。とにかく危ないのでピットに帰ろう。

しかし、ピットまで持たず……。第13コーナーで坂道に負けてしまい、もうだめだと判断しグラベルへ出た瞬間にエンスト。コース上じゃなくて良かった、ナイス判断!

ちょうどクラッシュパッドの切れ目だったので、グラベルの外に出ることにしました。CBR600RRのレーサーは軽いので坂でも切り替えして方向転換できましたが、これが他の重いバイクだったらどうにも動かすことができないと思うとゾッとします。更に、冷静に手でシフトを変えているのもさすが自分だと思いました(笑)。


オフィシャルの方に、気づいてもらえているのかわからないので、裏を通ってポストまで行くことにしました。しかし、軽いバイクとはいえレーシングスーツにヘルメットを被ったままバイクを押し続けるのは疲れるので、金網の支柱にハンドルをかけて止めようとしましたが上手く行かず……。仕方なく、押し続けポストの前まで行ったら、オフィシャルの方が「もうレッカー車呼んでるからそのままでいいよ〜」と。ちゃんと気づいてくれてたんだ!


すぐに、レッカー車が到着しました。事情説明をしたらバトンタッチ。ここからは、オフィシャルの方がバイクを運んでくださります。


もう、レッカー車も慣れました。バイクに跨り、右手でフロントブレーキを握り、左手で手すりに捕まってバランスを取ります。両足がつかないと話したら、ゆっくり走るので〜と本当に慎重にゆっくり走ってくださるので、全く怖くありませんでした。みんな、まだビュンビュン走っているのを横目に私は退散。悲しい……。

途中、坂がきつくなるところで気を遣ってくださり、一緒にバイクを支えていただきました。こちらの女性は、今年入社した社員さんで5月のスーパーGTにもいらっしゃったそう。いろいろなお話をしながらあっという間に自分のパドックへ


最後までサポートしてくださり、本当に感謝です。早いし、優しいし、丁寧で安心。ありがとうございました!



パワーが出ず、エンジンが停止した理由は、電気を発生させる装置が故障して、バッテリーに充電されるどころか、エンジンも掛からなくなってしまいました。5500円で1周弱……。でもその分、また次走るのがより楽しみになりました!! 今月は、スポーツ走行日と私のスケジュールが合わず行けないのでまた8月に。
ちなみに、この日は私のライディングシーンのTシャツを着ていました。カッコ可愛くてお気に入りです! 今年も、何かTシャツを作ろうかな?

余裕がある日は、サーキット終わりに温泉に入りに行きます。今回は、全く疲れていませんが"富士眺望の湯ゆらり"という温泉施設で心を落ち着かせてきました! お風呂が二階建てで、サウナや色々な湯船があり楽しかったです。バイクの駐輪スペースもあって嬉しいですね。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
レポート:葉月美優
