文・写真:山ノ井敦司
装着するスイングアームはギルドデザインが誇るアルミスイングアーム

ギルドデザイン
GPZ900Rスイングアーム
22万円
※実際に装着した商品とは仕様が異なります。

製品に関しては自社工場にて、職人により1本、1本溶接、製作される。写真は姉妹ブランド「Gクラフト」から発売されるミニバイク用のスイングアーム。溶接後を見れば作業の丁寧さ、正確さが伺える。

チェーンアジャスターボルトは標準でチタンボルトを使用。

STRIKERとコラボレーションしたスイングアームも発売中。適度な「しなり」を持たせることで、タイヤのグリップ能力を高める作りに。実際に開発、製品化時に参戦した「2014年テイストオブツクバ神楽月の陣」ではデビューウィンを果たした。
ギルドデザインが誇る伝家の宝刀アルミスイングアーム。ギルドデザインと言えばストリート用の製品だけでなく、2024年に開催された鈴鹿8耐では「オートレース宇部Racing Team」へのパーツ提供、メカニックサポートも行っていたり、見た目だけではなく、製品の質、性能へのこだわりも一級品となっている。
スイングアームのメインとなるパイプには75mm×35mmの異型目の字断面のパイプを使用し、純正ホイール用はもちろん、人気のカスタムZRX1100/1200R/1200DAEGホイール用に合わせたスイングアームも展開中。その他、オプションとしてセラコート仕上げやスタンドフックなども用意。
スイングアーム自体は人気のカワサキZ900RSやZX-14R、ゼファー、スズキのハヤブサ、ホンダのCB1300SFなどもラインアップ中。その他、ステムキットやバックステップ、ライセンスホルダーなどもリリース中。

ギルドデザイン
2万9700円

ギルドデザイン
ビレットリンクロッド
スイングアームの交換に合わせリンクもギルドデザインからリリースされるビレットリンク、ビレットリンクロッドに交換。リンクロッドはカワサキ純正ベアリングが圧入してあるので、ダストシールの移植のみで装着可能。車高調整機能があるタイプは破損するおそれがあるが、構造がシンプルなので破損の心配もなし。また、リンクロッドの長さが固定されているため調整が不要。
見た目だけではなく、性能、乗り味に直結する足まわり




今回はスイングアームの交換作業もギルドデザインさんでおこなってもらった。製品開発用にGPZをなん度もバラし、製品開発しているので作業はお手のもの。ちなみに開発メンバーの2人もGPZオーナー。現在スペシャルなデモ車も製作中とのことなので、お楽しみに!!
純正のスイングアームにはない迫力の足まわりへと進化!!



光り輝く極太のスイングアームがリアまわりへ目をむかせ、いかにもヤル気!! な足まわりへと進化。O・Z製ホイールとの組み合わせもバッチリ!! ビレットならではの美しい見た目がたまらない。


車体全体で見るとナイトロレーシング製のダウンチューブ&バックステップから繋がるような見た目で一体感もアップ。これにて車体まわりのカスタムもひと段落となった。