ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン125」特徴

Husqvarna Motorcycles
SVARTPILEN 125
総排気量:124.9cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:820mm
車両重量:151kg(燃料除く)
発売日・価格は未定
よりスポーティに、上質に進化を遂げた魅力の1台!
ハスクバーナ・モーターサイクルズの人気ストリートモデルのひとつがスヴァルトピレン。「黒い矢」という名前のこのモデルはストリートスクランブラースタイルを持ち、そのワイルドな風貌で人気となっている。
そんなスヴァルトピレンのエントリーモデルにあたる125が今回フルモデルチェンジを果たした。基本的には先にデビュー、日本登場も果たした401に準じた内容で、個性の塊のようなスタイリングはこれまでのイメージを踏襲しながら、より洗練されたフォルムとなり、フライスクリーンを備えた大型のヘッドライトがフロントマスクに大きなインパクトを与えている。
今回はエンジンやシャシーも一新されており、エンジンはスリッパークラッチも備えた新設計のSOHC 4バルブシングル。パワーこそ欧州のA1免許制度に対応した15PSだが、パフォーマンスの向上には期待して良さそうだ。フレームも新設計、前後サスペンションもWP製のAPEX、メーターも5インチカラーTFTを奢るなど、非常に充実した内容となっている。
ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン125」各部装備・ディテール解説

軽快な走りを予感させるスリムなフォルム。これまでの流れを汲んだデザインだが、新型は一層洗練され、より上質な仕上がりになっている。ボディカラーは1色のみ。

スタイリングは従来のイメージを継承したスクランブラースタイルだが、先に国内デビューを果たした401と同様に、ボディサイドまで伸びたデザインのタンクカバーを採用。

エンジンは4バルブヘッドを採用する新設計のSOHCシングル。ボア×ストロークから見直されたユニットで、排気量も124.7ccから124.9ccへとアップしている。パワーは15PS。

フロントフォークはWP製のΦ43mm倒立式。ブレーキはΦ320mmローターにBYBRE製のラジアルマウントキャリパー、タイヤはスクランブラーらしくピレリのスコーピオンを履く。

ホイールは6本スポークのアルミキャスト、スイングアームは新設計のロングタイプ。クイックシフターはシフトアップ/ダウン両方に対応したものを搭載している。

リアショックはWP製のAPEXで、調整機構はプリロードのみ。今回からショックのマウント位置をボディ右サイドに移しており、これによりエアボックスの容量も増えている。

ヘッドライトは401と同様の大型の丸目1眼を採用。周囲を囲むようにLEDポジションランプを配し、ヘッドライトユニットと細身のウインカーにもLEDを採用する。

スクランブラーらしく、ハンドルはアップタイプのワイドなものを採用。左右のスイッチボックスは今回から新作のものとなっており、これは401と同様のデザインだ。

メーターは今回から大型の5インチカラーTFTになった。中央部、イエローの帯がバーグラフ式のタコメーター。表示デザインもなかなかユニークなものとなっている。

一体型のロングシートはライダーの着座部分を低めに設定した形状で足つき性にも配慮。シート高は820mm。後部にはホールド性に優れた大型グラブバーも設置される。
ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン125」主なスペック・価格
最低地上高 | 180mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 約151kg(燃料除く) |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124.9cc |
ボア×ストローク | 58×47.3mm |
最高出力 | 15PS/10000rpm |
最大トルク | 11.5N・m/7750rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmディスク・Φ240mmディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70ZR17・150/60ZR17 |
メーカー希望小売価格 | 未定 |