文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健
カワサキ「メグロ S1」特徴

Kawasaki
MEGURO S1
市販予定車
発売時期:2024年秋頃予定
税込価格:未定
名車メグロSGの正統な後継機種!
2024年はメグロ100周年のアニバーサリーイヤー。そんな記念の年にカワサキが発売を予定しているのがメグロS1。2023年10月に開催されたジャパンモビリティショーにて先に発表されたモデルで、W800をベースとしたメグロK3に続く、新生メグロブランドの第二弾となる。かつて1960年代に軽二輪クラスにラインアップしていた「メグロSG」の正統な後継機種だ。
エンジンはジャパンモビリティショー2023で同時に発表されたトレールモデル、KLX230系の空冷シングルを採用していて、クランクケースはメグロらしい、丸みを帯びたものに変更。車体の骨格は2017年まで国内販売されていたエストレヤに似た構成となり、外装はメグロの伝統にのっとったブラックを基調としたもので、タンクは一部にメッキをあしらうなど、250ccクラスのモデルであることを感じさせないプレミアム感を演出しているのも特徴だ。
発売時期に関して、カワサキは2024年の秋に導入予定とモーターサイクルショー2024で発表した。軽二輪クラスの希少なトラディショナル系モデル、待ち望んでいるライダーも多いことだろう。
カワサキ「メグロ S1」各部装備・ディテール解説

空冷OHCシングルエンジンはKLX230系のもので、令和2年排出ガス規制に適合。クランクケースカバーは丸みを帯びたデザイン。

ブレーキキャリパーはニッシンのピンスライド2ポットとオーソドックス。撮影車両の装着タイヤはIRC製のGS-19だ。

ヘッドライトはLEDで、メーターケースには美しいメッキリングがあしらわれる。ウインカーはレトロな丸形の電球タイプ。

アナログ2連メーターは、文字盤のセンター部分をホワイトとし、スピードメーターの下部に「メグロ」ロゴをあしらっている。

タンクはK3のような銀鏡塗装ではなく、ブラック塗装とメッキの組み合わせ。メグロバッジはK3同様のアルミ製だ。

ロングシートはプレーンなブラックの表皮を採用。周囲にはホワイトのパイピングが施され、クラシカルで上品な雰囲気を演出。
文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健

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