トライアンフ「タイガー1200」シリーズ2024年モデルの特徴
3気筒エンジンの扱いやすさアップ、「アクティブ・プリロード・リダクション」も採用
英国最大のバイクメーカー・トライアンフのアドベンチャーモデル「タイガー」。排気量1160ccの並列3気筒エンジンを搭載する「タイガー1200」はシリーズのフラッグシップモデルとなる。
2022年にモデルチェンジを受け、新設計されたアルミフレームによって車体を一新、大幅な軽量化を実現した。さらにショーワ製の電子制御セミアクティブサスペンションをはじめとする多彩な電制装備も搭載された。
2024年モデルでは、エンジンの改良、快適性とエルゴノミクスの向上、コーナリング時の最低地上高の改善が図られ、「アクティブ・プリロード・リダクション」機能も搭載。
エンジンはクランクシャフト、オルタネーターローター、バランサーを変更することで、加速時や減速時、とくに低速走行時のスムーズさが増したという。
アクティブ・プリロード・リダクションは、スイッチを押すことで、リアサスペンションのプリロードが動き、シート高を最大20mm下げられる新機能だ。停車時や停車直前に使うことで、足つき性を高められる。
タイガー1200ファミリーは、全4機種。フロント19インチ・リア18インチのホイールを備えオンロードを重視した「タイガー1200GTプロ」「タイガー1200エクスプローラー」と、オフロードを重視した前21インチ・後18インチの「タイガー1200ラリープロ」「タイガー1200ラリーエクスプローラー」をラインナップ。それぞれプロは20L容量の燃料タンクを装備し、エクスプローラーは大容量30Lのタンクを搭載する。
それぞれ新色も登場している。車両価格は下記のとおりだ。
「タイガー1200GTプロ」税込243万5000円~
「タイガー1200エクスプローラー」税込263万5000円~
「タイガー1200ラリープロ」税込259万5000円~
「タイガー1200ラリーエクスプローラー」税込278万5000円~
トライアンフ「タイガー1200」シリーズ2024年モデルの写真
まとめ:西野鉄兵