ワークマンの2024年春夏新製品発表会でチェックした、イナレム プレミアムレインジャケット ライディングモデル。ホンダの二輪デザイナー監修の、スペシャルなレインウェアですよ。サンプルを借りてきたので、詳細をチェックしてみるよ。

INAREM PREMIUM(イナレム プレミアム)レインジャケット ライディングモデル

これがイナレム プレミアム レインジャケット ライディングモデル。発売されてからだと即完売しちゃってるかもなので、ワークマンさんにお願いしてサンプルを借りてきたよ。

カラーはグローイングレッド。CT125・ハンターカブもグローイングレッド。もはや専用品ですよ。なんで同じ色名かっていうと、ホンダの二輪デザイナーによる監修を受けているから。
ワークウェアトップメーカーと、バイクトップメーカーによる一台コラボレーションですよ。

画像: INAREM PREMIUM(イナレム プレミアム)レインジャケット ライディングモデル

ちなみに、イナレムというのは、ワークマンの誇る透湿防水素材。防水だけじゃなくて透湿性に力を入れているので、蒸れない。
蒸れないを逆から読むとイナレム。そんなレインウェア。

画像: 自分の身長は178cm。腹の出てるメタボ体形だけど2Lでちょうどいい感じ。

自分の身長は178cm。腹の出てるメタボ体形だけど2Lでちょうどいい感じ。

ライディングモデルって名前についてるだけあって、それ以外も存在するよ。クライミングモデルにフィッシングモデル、アスレモデルとラインナップされていて、各々がシーンに合わせたスペシャルモデルになっているのよ。

カラーバリエーション

まずはカラー展開。全四色。

グローイングレッド
カデットブルー
オーガニックグリーン
リミテッドブラック

リミテッドブラック以外はなんか聞いたことある気がしますよね。そう、グローイングレッド以外も、カブとかホンダのバイクゆかりの色っぽい。

グローイングレッド

グローイングレッドはもちろんハンターカブのメインカラー。

画像1: グローイングレッド
画像2: グローイングレッド

オーガニックグリーン

オーガニックグリーンは、CT125の2021年モデル色であるパールオーガニックグリーンをイメージしてるっぽい。

画像1: オーガニックグリーン
画像2: オーガニックグリーン

カデットブルー

カデットブルーはちょっと悩んだ。おそらくスーパーカブC125とかダックス125に採用されているパールカデットグレーのイメージじゃないかな、たぶん。

画像1: カデットブルー
画像2: HONDA二輪デザイナーが監修した、ワークマンのライダー向け新作レインウェア。ハンターカブやC125をイメージさせるスペシャルなレインウェアだぞ〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.258〉
画像3: HONDA二輪デザイナーが監修した、ワークマンのライダー向け新作レインウェア。ハンターカブやC125をイメージさせるスペシャルなレインウェアだぞ〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.258〉

色名称は違うけど、色味的にはクロスカブの人気色であるプコブルーにもほんのりと似た雰囲気。

画像2: カデットブルー

リミテッドブラック

最後は黒。なんやかんやで黒は売れるよね。

画像1: リミテッドブラック

黒といえばスーパーカブ50周年記念モデルとかくまもんクロスカブ。ちなみにいずれもカラー名は、グラファイトブラック

画像2: リミテッドブラック

サイズ展開はグローイングレッド3サイズ、その他カラーは5サイズ

サイズはグローイングレッドがMLLL
それ以外の三色はSMLLL3Lの5サイズ。

画像: サイズ展開はグローイングレッド3サイズ、その他カラーは5サイズ

メタボな自分はグローイングレッドの3Lが欲しかったけど、無いものは仕方ない。LLにしよう。

耐水圧と透湿性

耐水圧と透湿性については過去記事でも触れているのでそちらを参考にしてね。

これまで、何度も雨の中を走行した経験でいうと、バイクのレインウェアには最低でも耐水圧20000mmは欲しい。できれば30000mmあると嬉しい。
普通に歩いてる分には10000mmとかでも余裕なんだけど、走行してると雨が強く当たるので、ある程度走行すると雨水が浸み込んでくるのよね。なので最低20000mm。ただ、走行条件とかでも異なるから、あくまでも自分の経験に基づく感覚です。

今回登場したイナレムプレミアムレインジャケットライディングモデルは、なんと35000mm。これならよっぽど余裕でしょ。ちなみに同時に発表された、クライミングモデルや、フィッシングモデル、アスレモデルは耐水圧10000mm。ライディングモデルだけ特別に耐水圧が高いのよ。わかってる感がすごい。

防水性能が耐水圧なら、透湿性は快適性能。水分を外に排出する能力ね。端的にいうと、透湿性が高ければ蒸れないのよ。
で、イナレムプレミアムレインジャケットライディングモデルは透湿性が30000g/㎡/24hと相当な高水準。ライディングモデル以外の3モデルは45000g/㎡/24hとか50000g/㎡/24hとかでさらに高い数値だけど、これは耐水圧との兼ね合いかと。
いずれにせよ30000g/㎡/24hは、バイク用レインウェアとしては非常に高いレベルなので、雨中ライディングでも快適さを保ってくれることでしょう。

デザイン

お次は見た目。まずは正面側。カデットブルーの公式画像を参考に見ていくよ。

画像1: デザイン

クセのないユニセックスなデザインで気軽に使うことができそう。派手すぎるとバイク以外で使いにくいからね。

前側のポケットは4カ所。垂直っぽくなってる開口部と、その下の斜めになってる開口部ね。
特に下のポケットはフラップがついてて、さらにスナップで留めることもできる。

画像2: デザイン

背中側の裾部分はサイクルカット、つまり背中側の裾だけ伸びてる。多少の前傾姿勢でもパンツを隠してくれるっていうワケですよ。いくらウェアの防水性高くても、背中や尻が丸見えになってたら濡れちゃうからね。実際、雨の中走行したらこの部分が凄く役に立ってた。

背中の大きなアール部分はベンチレーション。
その下にあるファスナーは、背中側ビッグポケット。A4サイズも余裕で入りそうな雰囲気。

防風性

個人的に凄くポイントが高いのが、防風性の付与。バイクって中綿とかでの防寒性能よりも防風性能のが効果が大きかったりするのよね。防風性さえあれば、寒いときのアウターとしても使用しやすいし、非常に使い勝手が良くなるのよ。

画像: 防風性

3レイヤー構造

3レイヤーってのは生地が3層になってるってこと。いまどきの高機能レインウェアでは、2レイヤー、2.5レイヤー、3レイヤーがよく使われてるよ。昔のビニール合羽とかは1レイヤー。

画像: 3レイヤー構造

3レイヤーの内訳としては、「表地防水透湿素材裏地」という構造が定番。
イナレムプレミアムレインジャケットライディングモデルについては「表地(防水透湿素材)防水透湿防風メンブレンさらっとした裏地」という構造かと思われる。

ベンチレーション

背中の大型ベンチレーションは、ライディングウェアの必須装備。排熱できるし、余分な湿度の排出も助けてくれる重要ギミック。

画像: ベンチレーション

リフレクト糸

見た目は普通に見えるけど、リフレクト糸を使用しているので、ヘッドライトなどの光を受けた時に反射してくれる。

ストロボ撮影するとこんな感じ。

画像: こうしてみると人間の肌も意外と反射率が高いのね。

こうしてみると人間の肌も意外と反射率が高いのね。

黒のジーパンはほぼ闇に溶けてるけど、イナレムプレミアムレインジャケットライディングモデルは光を反射してるので、くっきりと赤く見える。

これ、安全上ものすごく良い機能だと思う。特に夜で雨降ってる状況だと、被視認性が大きく下がるし。快適なライディングには安全性も含まれると思うし。

止水フロントファスナー

画像: 止水フロントファスナー

フロントファスナーは止水ファスナーにシームテープ処理を組み合わせたもの。バイクだと、正面からの雨粒が結構な勢いで突撃してくるから、この作りこみはありがたい。

フロントビッグポケット&バックポケット

フロント側には4カ所のポケットが用意されてる。これは上側。ファスナーで閉じることができるポケットで、サイズは手を入れるには十分なくらい。スマホとか入れたい感じ。

画像1: フロントビッグポケット&バックポケット

その下にはフラップでカバーされたスナップ止めの大型ポケット。こちらはかなりでかいので、大抵のものは放り込むことが出来そう。

画像2: フロントビッグポケット&バックポケット

さらに背中側に大型ポケットも装備されてる。フィッシングベストやアウトドアベストなんかでも背中に大型ポケットを設けていたりするけど、あれ便利なのよね。

画像3: フロントビッグポケット&バックポケット

すごくでかいので、月刊オートバイが入るかと思ったら余裕すぎた。なので、さらにでかいデイトナのカタログ入れてみた。まだ余裕。入るけれども、重い。デイトナカタログ入れて走行するのは、ちょっとご容赦願いたいかな。とにかく容積は半端ない。

画像4: フロントビッグポケット&バックポケット

大型フード、スタンドカラー

ヘルメットの上からでもかぶることのできる大型フードということで、ほんとかどうか試してみた。

画像1: 大型フード、スタンドカラー

ジェットヘルならいけるね。

フルフェイスはさすがにきついかも。頭の部分というよりは、フルフェイスとかオフヘルだと顎の部分が長いので、ファスナーが上げれなくなっちゃうのよね。

後側に綺麗に畳めばスタンドカラー仕様にもなるよ。畳めないと、走行時にフードが風で膨らんで大変だし、雨ふってるとフードに水が溜まりそう。
ちなみにフードをたたむときは、内側に織り込んでいく方式。なので、雨の中走行した後、ヘルメットを脱いでフードを展開してもフードの中は濡れてない。便利。

画像2: 大型フード、スタンドカラー

バッグになるよ

背中の大型ポケットを活かして、バッグになるというギミックがあるのよ。バッグというか、ちょいとでかいサコッシュというか。

画像1: バッグになるよ

適当に、内側からバックポケットに押し込んでいったらこんな感じ。綺麗に畳まなくても無理なく収納できた。

画像2: バッグになるよ

サイド部分には2カ所のポケット。これはバックポケット内部の仕切りがそのまま活用されてる。なので、バックポケットの仕切り部分に入れておいたものは、そのままバッグ状態でも綺麗に収納されてるって案配。

画像3: バッグになるよ

メイン気室のファスナーを開けるとこんな感じ。レインウェア本体が納まってるけど、さらにレインパンツとかを入れることも可能な雰囲気。

画像4: バッグになるよ

専用タグ(下げ札)が嬉しい

服のファスナーとかについてる、商品説明の紙とか樹脂板あるじゃん。あれってタグとか下げ札っていうらしいのね。タグっていうと、服の内側に縫い付けられてる部分と名前が被ってややこしいので、下げ札って表記していくよ。

その下げ札なんだけど、通常のものだけじゃなくハンターカブがついてくるのよ。嬉しい。

画像1: 専用タグ(下げ札)が嬉しい

ハンターカブ下げ札を開くと、バッグ状態への収納方法とかフードの畳み方が書いてある。
いわゆる取説ですね。

画像2: 専用タグ(下げ札)が嬉しい

INAREM PREMIUM(イナレム プレミアム) 2WAYパンツのフレスコベージュと組み合わせたい

イナレムプレミアム レインウェア ライディングモデルは、見ての通り上着。これだけだとズボンが濡れてしまうじゃん。
そこで組み合わせたいのが、これ。こちらも新作イナレムプレミアム 2WAYパンツ。その中でもフレスコベージュというカラーが最良っぽいのよ。

画像1: INAREM PREMIUM(イナレム プレミアム) 2WAYパンツのフレスコベージュと組み合わせたい

なんでかっていうと、フレスコベージュだけは、尻の部分が二重生地になってるんですよ。
普通のレインパンツだと、尻から浸水してくるじゃん。そこに目を付けて対策した、まさにバイク向けレインパンツ。あと、レインパンツだけどベルトループが装備されてるし、ポケットもあるのがすごく嬉しい。

フレスコベージュだけのスペシャル仕様は、尻だけじゃないのよ。スネ内側の黒い部分が通常よりも熱に強い、つまりマフラーガードになってるのよ。エキパイで溶けると結構しんどいからね。

画像2: INAREM PREMIUM(イナレム プレミアム) 2WAYパンツのフレスコベージュと組み合わせたい

しかも同じイナレムプレミアムシリーズなので、相性もばっちりなはず。
買おう。

レインウェアなので雨の中を走ってきた

借り物だし、わざわざ雨の中バイクで出かけるのはイヤだけど、レインウェアなので実際に走ってみないとね。

参考までに降雨量は2mm、風速は5mくらい。
走行距離は約40kmちょっとで走行時間はだいたい1時間。

雨の様子はこんな感じ。

さすが耐水圧35000mm。見た目はビタビタだけど、中身はなんともないぜ。

画像: レインウェアなので雨の中を走ってきた

なんなら雨が弱くなる、すぐ乾こうとしていく感じ。さすがの3レイヤーで中身のべとつきもなくて快適。ただ、ゆうて2月なんで寒いね。こういうときはイージスが正解ですわ。

むしろズボンの尻からの浸水がつらかった。イナレムプレミアムの2wayパンツが今まさに欲しい。

高速道路での長時間走行とかはわかんないけど、通勤とか通学ならよっぽどの雨でも大丈夫じゃないかな。たぶん。

ちなみにポケットに濡れて欲しくないものを入れるなら、背面ポケットがオススメ。正面は雨粒を真正面からくらうからね。

今回、走り出す前に背面ポケットにA4コピー用紙を入れておいたのよ。帰宅してから確認したけど、ほんのり湿気を含んでたけど濡れてはいなかった。

イナレム プレミアム レインジャケット ライディングモデルの発売時期は?

これが一番気になるところですよね。ワークマンさんに聞いてみたところ「3月中には全店にいきわたる予定」とのこと。流通とか店舗の都合とかもあるだろうし、「全店にいきわたる」ということだから、店によってはもう少し早めにあったりなかったりするのかも。

これは頑張って探さねば。ちなみに自分は割とワークマンの新商品を探す方なんだけど、SNSでの検索が結構便利よ。毎日検索して、入手した人、特に自分の近くの地域の人がいたら、とりあえずお店に行ってみるのが自分のやり方。

なんか定期的にワークマンを巡回してると、店舗ごとの特長とか方向性も見えてくるので、より探しやすくなるよ。

まとめ

サンプルを着てみたけれども、マジで凄く良い。レインウェアとしても優秀なんだけど、防風性能もあるし通気性も良いから、雨にも対応できるトップスとして、雨以外でもとりあえずの一着に使える万能選手。ポケットたくさんあって便利だし。
サンプル返却したらあらためて買いに走らねば。

レポート:若林浩志

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