黒船来航じゃ〜!今回の「忖度なしジャッジメント」はイタリアの「キャバレロ」とインドとイギリスに拠点を置く「ロイヤルエンフィールド」のスクランブラー対決! 凸凹コンビも初めて乗るモデルだけに興味津々! 果たして両者が下した結論はいかに? まずは前編でスペック、オフロード性能、使い勝手などをチェックだ!
文:ノア セレン、横田和彦/写真:南 孝幸

評価ライダー

ノア セレン(上写真右)
総合性能にウルサイので万能なスクランブラーには目がないジャーナリスト。かつてはブロンコ所有、今はトリッカー。どっちもスクランブラー枠だよね!? ポーズはRRRのナートゥ!

横田和彦
インドといえば、大ヒット映画「RRR」でしょっ!と言いながら劇中のダンスを再現しようとするが、まったく体が動かないフリーライター。運動不足もはなはだしい凸凹コンビの小の方です。

画像: ロケ場所を教えてくれた頼もしいジモティライダー なんとなく見当をつけてロケ場所に向かったら「あれ? ノア君じゃん!」とアツい読者様に遭遇。「ここら辺は地元ですから、良いロケーションに案内しますよ!」とワインディング天国&絶景天国の群馬県を案内してくれました。よい出会いに感謝! ありがとう!

ロケ場所を教えてくれた頼もしいジモティライダー

なんとなく見当をつけてロケ場所に向かったら「あれ? ノア君じゃん!」とアツい読者様に遭遇。「ここら辺は地元ですから、良いロケーションに案内しますよ!」とワインディング天国&絶景天国の群馬県を案内してくれました。よい出会いに感謝! ありがとう!

スクラム 411 プレミアム VS キャバレロ スクランブラー500デラックス|試乗前の印象

楽しいバイクにメーカーの大小は関係ない!

今回は日本に上陸してから間もない「ファンティック」と「ロイヤルエンフィールド」のスクランブラーを2台セレクトした。しかも凸凹コンビが乗ったことのない初見モデル。そこで試乗する前に彼らが描いていた2つのメーカーのブランドイメージを語ってもらった。

画像: スクラム 411 プレミアム VS キャバレロ スクランブラー500デラックス|試乗前の印象

ノア セレン CHECK

世界にはオモシロイバイクが沢山ある!

海外製のバイクはコンセプトやデザインなどが独創的で、色々な刺激を受ける。今回試乗するバイクや製造するブランドもそう。イタリアの老舗バイクメーカーであるファンティックはオフロードモデルを中心にリリースしているブランド。そのファンティックが発表したキャバレロを見たとき、スタイルの良さとクオリティの高い造り込みに驚いた。削り出しのステムやピボットフレーム、アロー製2本出しサイレンサーなど、こりゃ只者じゃないぞと感じた。

ロイヤルエンフィールドは歴史があるブランドで、過去に設計されたモデルを延々と作り続けているイメージだったが、近年立て続けに発表する新型車はモダンなデザインと市街地でのパフォーマンスがバランスしたもの。普段の移動手段がバイクである自分にとって、琴線に触れるモデルばかりだ。今回の対決、個人的にも超楽しみ!


横田和彦 CHECK

黒船の2社が提案するスクランブラー像は?

魅力的なスクランブラーの2台を日本市場に投入したイタリアの老舗ブランド「ファンテック」と、イギリスをルーツとするも今ではインドの巨大メーカーへと成長した「ロイヤルエンフィールド」。

ファンテックはトライアルモデルやモトクロッサーのイメージもあるかもしれないが、ブランドの歴史は実はスクランブラーモデル「キャバレロ」から始まっているのでこれが原点。そしてロイヤルエンフィールドはあらゆる路面状況があるインドで鍛えられ、これまた独自の魅力を感じさせる。

いずれのブランドも、数車種の兄弟車には乗ったことがあるが、今回試乗した2台のスクランブラーはあまりにも見た目の印象や方向性が異なっていたのに驚いた。これはブランドの姿勢、スクランブラーという乗り物へのアプローチ、そしてお国柄という背景を感じながら、いざ対決だ!

スクラム 411 プレミアム VS キャバレロ スクランブラー500デラックス|エンジン&スペック、カラーバリエーション

エンジン比較

スクラム 411 プレミアム

旧き良きものを尊重しそのまま引き継いでいる

排気量はキャバレロと似ていても、味付けは正反対だ。こちらは空冷2バルブのロングストロークユニット。重いクランクでトゥロロロ~と落ち着いて回り続け、比較的低い回転域でパフォーマンスを発揮する。クランクケースが大きく、また空冷フィンも美しく、エンジンの存在感はバッチリだ。

画像1: エンジン比較

キャバレロ スクランブラー500デラックス

超高性能ユニットをスクランブラー用に改良

車名は500ながら実は450ccであることからして、モトクロッサー系のルーツを感じさせる水冷のショートストロークエンジンを搭載。フリクションの少なさやフケ上がりの鋭さは、確かにコンペ感を感じる。エキパイも長く常用域でのトルクもあり、スクランブラーらしい好バランスを実現している。

画像2: エンジン比較

スペック比較

スクラム411プレミアムキャバレロ スクランブラー500デラックス
税込価格85万3600円130万円
全長×全幅×全高2210×840×1165mm2166×820×1135mm
ホイールベース1455mm1425mm
シート高795mm820mm
車両重量194kg150kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒水冷4ストOHC4バルブ単気筒
排気量411cc449cc
最高出力24.3PS/6500rpm40HP/7500rpm
最大トルク3.26kgf・m/4250rpm4.4kgf・m/6000rpm
燃料タンク容量15L12L
変速機形式5速リターン6速リターン
ブレーキ前・後ディスク・ディスクディスク・ディスク
タイヤサイズ前・後100/90-19・120/90-17110/80-19・140/80-17

カラーバリエーション(グレード)

スクラム411は「ベース・ミッド・プレミアム」の3グレードを設定

もともとはヒマラヤンというフロント21インチホイールのアドベンチャーモデルがベースで、それのフロントを19インチ化することで、よりコンパクトにして扱いやすい構成としたのがスクラム411。カラーリングで3つのグレードに分けられている。


キャバレロ スクランブラー500

どうせならデラックス? スタンダードでも十分

キャバレロシリーズは125ccと500ccの2本立てで、グレードは「スタンダード」(税込価格:119万円)と「デラックス」(税込価格:130万円)が設定される。機能的な部分は共通だが、外装類の違いですみ分けされている。走りの楽しさは変わらないのでスタンダードはお買い得かも!

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