カワサキ「ZXR250」特徴
![画像: Kawasaki ZXR250 1989年 総排気量:249cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:740mm 乾燥重量:144kg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/10/04/71868340d310585f5ae5384ec6a885da47b19449_xlarge.jpg)
Kawasaki ZXR250
1989年
総排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:740mm
乾燥重量:144kg
クラストップの座を狙う最新鋭レーサーレプリカ
やるからには、最高のマシンを。250ccクラスにおいて、それまで2気筒モデルしかリリースしてこなかったカワサキがついに投入した4気筒レプリカのZXR250は、兄貴分の400同様、最高の技術と装備をふんだんに投入したマシンだった。
完全新設計のDOHC4気筒はレッドゾーンが1万9000回転という超高回転型。これをアルミE-BOXフレームに搭載。クラス初の倒立フォークやリアのラジアルタイヤ、初のラムエアシステム・K-CAS(カワサキ・クール・エア・システム)の採用など、最新装備のかたまりのような構成で、最後発モデルでありながら、一躍クラストップの座を狙う意欲作だった。
カワサキ「ZXR250」各部装備・ディテール解説
![画像: ZXR-7を思わせるレーシーなスタイリング。左サイドカウルに開いたダクトは、量産車初となるラムエアシステムの吸気口。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/10/31/742dcd22f8191e4fd45cb5e50775f3ee5e64cdef.jpg)
ZXR-7を思わせるレーシーなスタイリング。左サイドカウルに開いたダクトは、量産車初となるラムエアシステムの吸気口。
![画像: サイドカムチェーン、前傾シリンダー、ダウンドラフト吸気と、新開発の4気筒ユニットは当時の最先端技術を結集した仕様だった。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/10/04/5f713f505d57b438a329cd938e1f8c78ff1a923d_xlarge.jpg)
サイドカムチェーン、前傾シリンダー、ダウンドラフト吸気と、新開発の4気筒ユニットは当時の最先端技術を結集した仕様だった。
![画像: 中央にレイアウトされたタコメーターのレッドゾーンはなんと1万9000rpm! 両サイドにはK-CASの新気導入ダクトが見える。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/10/04/28d0755dde116a807d27e93eb34b2de9fb9ecf11_xlarge.jpg)
中央にレイアウトされたタコメーターのレッドゾーンはなんと1万9000rpm! 両サイドにはK-CASの新気導入ダクトが見える。
カワサキ「ZXR250」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2020×695×1105mm |
ホイールベース | 1370mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 740mm |
乾燥重量 | 144kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 48.0×34.5mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 45PS/15000rpm |
最大トルク | 2.6kg-m/11500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター(CVKD30) |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24° |
トレール量 | 90mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ230mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-R17・140/60R18 |
まとめ:オートバイ編集部