厳しくなる一方の排出ガス規制のあおりを受け、このところ明るい話題も少なくなってきた原付一種だが、それでも魅力的なモデルはまだまだ多くラインアップされている。毎日の足として大活躍する原付一種の魅力はこれからも色褪せることはない。月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2023」(50クラス)の結果を発表!
まとめ:オートバイ編集部

第1位

ホンダ「スーパーカブ50」

画像: Honda Super Cub50 総排気量:49cc エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒 シート高:735mm 車両重量:96kg 税込価格:24万7500円

Honda Super Cub50

総排気量:49cc
エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒
シート高:735mm
車両重量:96kg
税込価格:24万7500円

誰もが知る名車だけに納得のクラス1位!

世界的な名車、スーパーカブが50クラスナンバー1の栄冠に輝いた。これはもう納得の結果である。丸みを帯びたボディラインや大型レッグシールド、クラッチ操作を必要としないロータリー式4速トランスミッション、前後スポークホイール&ドラムブレーキなど、昔から変わらない部分も多いが、一部のメカニズムは近代的なものに進化している。

エンジンは各部を見直してフリクションロスを減らし、2段キャタライザー式エキゾーストマフラーを装備。ヘッドライトには省電力で長寿命のLEDを採用している。右サイドカバー内側のボディーにECUなどの電装系部品を配置しメンテナンスのしやすさに配慮。左サイドカバー内側にはメンテナンスノートなどを収めるスペースを備えるなど使い勝手にも配慮している。メーターパネルにはLEDインジケーターランプも採用する。

画像: 2022年のカラー変更の際、細身のマフラーは本体、プロテクターともにブラック仕上げとなった。リアキャリアも同時にブラックに。

2022年のカラー変更の際、細身のマフラーは本体、プロテクターともにブラック仕上げとなった。リアキャリアも同時にブラックに。

画像: 前後ホイールは17インチ。フロントサスペンションはかつてボトムリンクだったが、現在はテレスコピック式を採用している。

前後ホイールは17インチ。フロントサスペンションはかつてボトムリンクだったが、現在はテレスコピック式を採用している。

画像: メーターデザインはレトロなアナログ。盤面を大きく取り、バックライトにLEDを採用することで視認性を高めている。

メーターデザインはレトロなアナログ。盤面を大きく取り、バックライトにLEDを採用することで視認性を高めている。

画像: フロントマスクのデザインは不変だが、中身はしっかりアップデートされている。ヘッドライトは明るさと省電力に優れるLED。

フロントマスクのデザインは不変だが、中身はしっかりアップデートされている。ヘッドライトは明るさと省電力に優れるLED。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高1860×695×1040mm
ホイールベース1210mm
最低地上高135mm
シート高735mm
車両重量96kg
エンジン形式空冷4ストOHC単気筒
総排気量49cc
ボア×ストローク37.8×44.0mm
圧縮比10.0
最高出力2.7kW(3.7PS)/7500rpm
最大トルク3.8N・m(0.39kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量4.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角26° 30´
トレール量72mm
タイヤサイズ(前・後)60/100-17・60/100-17
ブレーキ形式(前・後)ドラム・ドラム
燃料消費率 WMTCモード値69.4km/L(クラス1)1名乗車時
メーカー希望小売価格24万7500円(消費税10%込)

まとめ

ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2023
原付一種50ccクラスBEST10

順位メーカー車名POINT
1HondaSuper Cub 508205
2HondaCROSS CUB 505469
3YAMAHAJOG1893
4HondaEM1 e:1641
5YAMAHAE-VINO1473
6YAMAHAVINO1430
7HondaGIORNO883
8HondaDunk632
8HondaTACT635
10SUZUKIADDRESS V50589

※このランキングは、月刊『オートバイ』2023年10月号で発表したものになります(投票期間は2023年6月1日~8月10日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。

まとめ:オートバイ編集部

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