一昔前にはなかったミドルというジャンル。400ccでも750ccでもない、500〜700ccの排気量のマシンを表すクラスで、400ccじゃ物足りない、750cc以上じゃ重いし、そこまでは求めてないというちょっとわがままな人にピッタリなモデルが勢揃い。ここでは国内外のメーカーからリリースされる個性溢れる最新モデルを紹介。
文:RIDE編集部
Honda(ホンダ)
往年の人気シリーズの名を受け継ぐ最新モデル
ホンダはCBR1000RR-Rの開発で培われたノウハウを投入した車体デザインに、1万4000rpmで121PSを発揮するエンジンを搭載したミドルスーパースポーツモデルのCBR600RRと、フルカウルスポーツのCBR650R、そしてネイキッドバージョンと言えるCB650Rの3台をリリース。
CBR600RR
CBR650R
CB650R
YAMAHA(ヤマハ)
クロス・プレーンコンセプトに基づいて開発された4台
ヤマハはオーセンティックなスタイルで人気となったXSR、「Master of Torpue」がコンセプトのMT、スーパースポーツYZFシリーズの名を受け継ぐR7、唯一のアドベンチャーTénéréと同じエンジンを使いながら、そのスタイリングや味付けを変えることで4車種もラインアップ。
XSR700 ABS
MT-07 ABS
YZF-R7
Ténéré700
Kawasaki(カワサキ)
Z650RS以外にも個性を主張するラインアップ中
ファン・スタイル・イージーをコンセプトにしたNinja650と、そのカウルを脱ぎ、カワサキが誇るスーパーネイキッドZの「Sugomi」コンセプトのZ650の兄弟車。ZX-6Rはその見た目通りのワインディングからサーキットまでスーパースポーツマインドを楽しませる一台となっている。
Z650RS
Z650
Ninja ZX-6R KRT EDITION
Ninja 650
SUZUKI(スズキ)
水冷Vツインエンジン搭載のミドルネイキッドとアドベンチャー
ネイキッド、カフェスタイルのSVとキャスト、スポークホイールのV-STROMと同じベースを使い毛色の違う2台をリリースするスズキ。SVは軽量スリムな車体で扱いやすく初めての大型にもおすすめ。V-STROMは本格アドベンチャースタイル通りの性能で、走る場所を選ばず走りが楽しめるオールラウンダーに仕上がっている。
SV650X ABS
SV650 ABS
V-STROM650 ABS
V-STROM650XT ABS