この記事では、同企画内で「BIGクラス(over750cc)」にカテゴライズされる、排気量1300ccクラス以上のノミネート車をまとめて紹介します。
Honda Gold Wing Tour
H-001(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ホンダが誇る最高級ツアラー。Android Autoを標準採用し、61Lの大容量リアトランクを搭載。リアトランクの形状に合わせて、タンデムシートのバックレストの角度を寝かせ、高さもプラスしてタンデムでの快適性も抜群。ツートーンの新色など、2023年モデルで2色が追加され、継続色とあわせて全3色のラインアップとなった。
SUZUKI Hayabusa
S-001(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ハヤブサは1999年に初代がデビュー、2008年に基本コンセプトを受け継ぎながらフルモデルチェンジ。2021年にモデルチェンジした3代目は、初代以来のコンセプトを正常進化させ、ハヤブサらしい個性を残しつつ、ルックスも空力特性もアップデート。
フレームやエンジンは2代目がベースだが、細部にわたる改良によって完成度をアップ。新たに電子制御デバイスを統合したS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用することでハイパフォーマンスを得ている。
2021年4月には国内仕様が発売され、スズキ初の試みとなるカラーオーダープランも設定。2022年6月にはカラバリが変更された。
YAMAHA FJR1300A/FJR1300AS/FJR1300A 20th Anniversary Edition/FJR1300AS 20th Anniversary Edition
Y-001(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ヤマハ スポーツツアラーの旗艦として2001年に欧州デビュー。2016年のモデルチェンジで6速ミッション化されD-MODEも搭載。ASはYCC-Sの採用でボタン操作による変速が可能で、LEDコーナリングランプも採用されている。2022年2月に20周年記念モデルが発売されたが、このモデルをもって国内仕様は生産終了となった。
Honda CB1300 SUPER FOUR / CB1300 SUPER FOUR SP / CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary
H-002(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
「PROJECT BIG -1」の堂々たるネイキッドスタイルと、1284ccという大排気量直4エンジンの力強さによって、根強く支持されているCBシリーズの最高峰モデル。2021年3月のモデルチェンジで採用されたスロットルバイワイヤをはじめ最新の電子制御デバイスを装備。
また、オーリンズ製の前後サスペンション、ブレンボ製ブレーキを標準装備とした上級スポーティバージョンのSPもラインアップされている。昨年10月にはCB1300 SUPER FOUR SPをベースに、「プロジェクトBIG-1」30周年を記念した特別なカラーを採用した「CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary」が登場。こちらの受注期間はすでに終了している。
Honda CB1300 SUPER BOL D’OR / CB1300 SUPER BOL D’OR SP / CB1300 SUPER BOL D’OR SP 30th Anniverasary
H-003(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
CB1300SFで高く評価されてきたスポーティかつ安定感のある乗り味に、ハーフカウルを装備し高速走行での快適さを加えたスポーツツアラー。このCB1300 SBも昨年3月のモデルチェンジで、ライディングモード、セレクタブルトルクコントロールなどの電子制御デバイスを追加。特にクルーズコントロールが採用されたことで、ツーリング適性はさらに向上している。
また、足まわりを強化した上級スポーティバージョンのSPもバリエーション設定されている。2022年10月には「CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary」と同様に、「プロジェクトBIG-1」30周年を記念した特別なカラーを採用した「CB1300 SUPER BOL D’OR SP 30th Anniversary」が登場したが、受注期間はすでに終了している。