モーターサイクルショー2023で、アライヘルメットは完全新作となる「ツアークロスV」を発表した。どんな特徴があるのか紹介しよう。
文・写真:オートバイ編集部

アライヘルメット「ツアークロスV」の特徴

画像: Arai HELMET TOUR-CROSS V 税込価格:6万9300円(ソリッドカラー)/7万9200円(グラフィックモデル) 発売予定時期:2023年7月頃 ソリッドカラー:グラスホワイト・グラスブラック・フラットブラック・イーグルグレイ・アルミニウムシルバー グラフィックモデル「ディスカバリー」:ブルー・レッド・ホワイト

Arai HELMET TOUR-CROSS V

税込価格:6万9300円(ソリッドカラー)/7万9200円(グラフィックモデル)

発売予定時期:2023年7月頃
ソリッドカラー:グラスホワイト・グラスブラック・フラットブラック・イーグルグレイ・アルミニウムシルバー
グラフィックモデル「ディスカバリー」:ブルー・レッド・ホワイト

11年ぶりの刷新でオン・オフのスタイルチェンジも可能に

各会場とも大盛況だったモーターサイクルショー2023。その最初の開催会場である「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」でアライヘルメットから発表されたのは完全新作の「ツアークロスV」だ。

ツアークロスVは現行モデルのツアークロス3から全面的に進化させたニューモデルで、最新の安全性能・快適機能を備えたアドベンチャー・ツアラーに適したヘルメットだ。

帽体から全て新設計されたツアークロスV。もともと視野が広く高い視認性のツアークロスシリーズだったが、よりワイドで、さらに優れた視認性を確保した新設計マックスビジョンシールドを採用。その結果、シールド形状は曲面が抑えられており、オンロードヘルメットのようなデザインラインとなった。

結果として、基本的なスタイルはアドベンチャーだが、バイザーを外すことでオンロードヘルメットのような外観となり、バイザーは残したままシールドを外してゴーグルを着用すれば本格的なオフロードスタイルにもできる。用途によってオン・オフのスタイル切り替えに長けたモデルとなっているのだ。

画像: アライヘルメット「ツアークロスV」の特徴

さらに、最近のライダー事情を加味して、インカムがフィットしやすいフォルムを採用。サイドのリブ部分にフラット面を設けることで、インカムの密着性を高めて、走行中の振動でもズレにくくなっている。

アライヘルメットなので、安全性へのこだわりは言わずもがなだが、通常のグラスファイバーよりも繊維密度を高めたグラスファイバーを、さらに改良を重ねたアライ独自の最新素材で作られた「PBーcLc2帽体」を採用。JISだけでなくスネル規格もクリアしている。

発売は2023年夏を予定。会場では参考出品カラーも多く展示されていた。全色が市場投入されるかは不明だが、発売が待ち遠しいのは間違いない。

画像: モーターサイクルショーでの展示ということもあり、参考出品カラーが豊富だったツアークロスV。間違いなく力の入った新商品であるということでもある。

モーターサイクルショーでの展示ということもあり、参考出品カラーが豊富だったツアークロスV。間違いなく力の入った新商品であるということでもある。

画像: 昨今のツーリングライダーのインカム装着率の高さを考えて、インカムの密着性を高めるフォルムを考案。細かな部分にまで進化をしているので、現行モデルのユーザーは買い替えの検討もしやすいかもしれない。

昨今のツーリングライダーのインカム装着率の高さを考えて、インカムの密着性を高めるフォルムを考案。細かな部分にまで進化をしているので、現行モデルのユーザーは買い替えの検討もしやすいかもしれない。

アライヘルメット「ツアークロスV」の公式動画

ツアークロスVのプロモーションムービーがアライヘルメットのYouTubeチャンネル公開された。空撮を交えたかっこいい走行シーンにも要注目。

画像: 〈TOUR-CROSS V〉Promotion video www.youtube.com

〈TOUR-CROSS V〉Promotion video

www.youtube.com

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