2019年のEICMAで初登場したFELO(フェロー)のFW-06は、このクラスに多いコミューターではなく、本格スポーツモデルとして開発されたEV。近未来的なスタイリングに強力なモーター、スポーツモデル顔負けの車体が生む新感覚の走りを紹介しよう!
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

FELO「FW-06」ライディングポジション・足つき性

シート高:784mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: FELO「FW-06」ライディングポジション・足つき性

上体が直立するハンドル位置はスクーターに近いが、やや後退したステップ位置で踏ん張りが効くため荒れた路面でも車体を抑え込みやすく、バンク角も充分確保されている。足元のスリムさは軽量スポーツモデル的だ。

FELO「FW-06」各部装備・ディテール解説

画像: ライディングに必要なパーツだけで構成された、非常にミニマルなボディワークが印象的。ボディカラーは2色をラインアップする。

ライディングに必要なパーツだけで構成された、非常にミニマルなボディワークが印象的。ボディカラーは2色をラインアップする。

画像: LEDの2眼ヘッドライトを備えるフロントマスクは、スクーターというより、スーパースポーツのような精悍な表情を見せる。

LEDの2眼ヘッドライトを備えるフロントマスクは、スクーターというより、スーパースポーツのような精悍な表情を見せる。

画像: ABSも備えるフロントディスクはΦ230mmのシングルディスク。試乗車のタイヤはCST製のハイグリップタイプ、サイズは110だ。

ABSも備えるフロントディスクはΦ230mmのシングルディスク。試乗車のタイヤはCST製のハイグリップタイプ、サイズは110だ。

画像: 自動変速を行う独自の「ATS」システムはすでに第6世代だそうで、信頼性も十分。駆動はコッグドベルトで行われる。

自動変速を行う独自の「ATS」システムはすでに第6世代だそうで、信頼性も十分。駆動はコッグドベルトで行われる。

画像: スイングアームは片持ち式。マフラーのないEVなので、ディッシュカバーを備えたホイールまわりもスッキリしたルックスだ。

スイングアームは片持ち式。マフラーのないEVなので、ディッシュカバーを備えたホイールまわりもスッキリしたルックスだ。

画像: 大型のLCDメーターはスピード表示を大きくレイアウトした見やすい表示が特徴。トラクションコントロールも標準装備する。

大型のLCDメーターはスピード表示を大きくレイアウトした見やすい表示が特徴。トラクションコントロールも標準装備する。

画像: イグニッションスイッチはスマートキーシステムに多いデザイン。左サイドにはゆったりしたポケットも用意されている。

イグニッションスイッチはスマートキーシステムに多いデザイン。左サイドにはゆったりしたポケットも用意されている。

画像: キーフォブを携帯していれば指導可能なスマートキーシステムを採用。キーフォブにはメカニカルキーも内蔵されている。

キーフォブを携帯していれば指導可能なスマートキーシステムを採用。キーフォブにはメカニカルキーも内蔵されている。

画像: 軽二輪区分のマシンなので当然タンデムも可能だが、タンデムシートはとても小ぶり。ライダー側は肉厚で非常に快適だ。

軽二輪区分のマシンなので当然タンデムも可能だが、タンデムシートはとても小ぶり。ライダー側は肉厚で非常に快適だ。

FELO「FW-06」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1832×711×1087mm
ホイールベース1236mm
シート高784mm
車両重量121kg
最高出力10kW
定格出力5kW
バッテリーリチウムイオン
バッテリー容量96V58Ah
充電時間5~6時間
走行可能距離140km(NEDC規格)
変速機形式ATS
タイヤサイズ(前・後)110/80-14・140/70-14
ブレーキ形式(前・後)Φ230mmディスク・Φ190mmディスク
メーカー希望小売価格99万円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

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