2023年4月7日、愛知スカイエキスポ(愛知県国際展示場)で「第2回 名古屋モーターサイクルショー」が開幕した。この記事では、会場に展示されたトリックスターのマフラー「イカヅチ管」を紹介する。
文・写真:山口銀次郎
文・写真:山口銀次郎
Z900RSユーザーの声をカタチに!
レーシングライダーの鶴田竜二氏率いるトリックスターのブースでは、Z900RS用のレーシングタイプマフラーやビレットパーツが並ぶ中、エキゾーストパイプからエンドピースまでパイプ形状で構成されたストレート管タイプの「イカヅチ管」が展示されていた。
Z900RSのイカヅチ管について、営業企画の山田氏に話を伺ってみた。
──ストレートマフラーを造るきっかけは?
「Z900RSのいわゆる8BL、新型モデルに対応した直管型のマフラーになります。もちろん認証もとっています。従来のイカヅチと呼ばれる特徴的なサイレンサー形状のマフラーを展開してきましたが、Z900RSの様なネオクラシックに合い、ユーザーのご要望が多かったエキゾーストからエンドまでスッキリ繋がる直管型を作りました」
──直管というと音量が気になりますが?
「直管タイプですが厳しい音量規制をクリアしつつ、純正の音量より抑えつつも音が引き締まっているぶん聞こえる音は逆にハッキリしているんです。まとまっている、と言われます。今までのトリックスターのイメージとは異なる形状のマフラーが、今回のオススメになります!」
Z900RS用のイカヅチ管は、ステンレス製のブラック塗装仕上げで、税込み21万9780円。
ノーマルエキゾーストパイプをそのまま使用した、スリップオンサイレンサータイプは、税込み6万9850円。ノーマルエキゾーストパイプに合わせシルバータイプとなる。