ストライカー・ブランドで知られるカラーズインターナショナルが、新排ガス規制適合のためマイナーチェンジが施された2023年モデルのZ900RS用に、既存パーツのフィッティング確認を完了! テーマはユーザー・ファーストという同社のZ900RSへの取り組みに注目だ。
※本企画はHeritage&Legends 2023年1月号に掲載されたものです。

画像1: ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!
カラーズインターナショナルを主宰する新 辰朗代表は、1980年代中盤からプロライダーとして活躍、1990年代にはヤマハYZR500やYZF750SPで全日本選手権に参戦、AMAのWERAシリーズでも優勝経験あり……と華々しい戦績を残す人。同社製品群はそんな新さん自身も開発に関わり製品化される。写真は2023年型Z900RSに自社製品を装着したデモバイクを走らせる、新さん。

Z900RS向け製品を大切に育て上げる!

2017年の東京モーターショーで世界初公開、その’17年末に国内発売されて以来、大ヒット作として今も人気を維持し続けるレトロスポーツ、Z900RS。今秋発売となった’23年モデルでは新排出ガス規制適合のためのビッグマイナーチェンジが施され、その型式も従来の2BL-Z900Cから8BL-ZR900Kへと変わった。

こうした場合、アフターマーケットのパーツメーカーがまず行うことと言えば、新型式のモデルにも従来のパーツがそのまま使えるかの確認作業。もちろんマフラーは新型式に適合させての政府認証取得が必要だが、それ以外のパーツがそのまま付くか? はまた別。車種によっては新型式への変更を機に、素材や各パーツの装着ボルト位置を変更したりもする。これはバイクメーカーから外部にアナウンスされるものでもないから、各パーツメーカーは実車を取り寄せていちいち確認……。晴れて装着可となればホームページやカタログに謳う。パーツメーカーにとって地味ながら大変な作業となるのだ。

そうした確認作業を’23年型Z900RSに対していち早く終えてみせたのが、ここに紹介するカラーズインターナショナルが展開する、ストライカー・ブランドだ。

「Z900RSの発売時に先陣を切ってパーツを揃えた自負がありますから、’23年モデルでもそのスピード感は大事にしたかった。Z900RS用パーツ群は今や当社の旗艦製品。新車を購入するライダーの皆さんにも『Z900RSならストライカー』をアピールする絶好の機会として捉えています」とは、同社でパーツ開発を担当する高橋秀行さん。

ストライカー・ブランドのお家芸、マフラーの方も”23年型Z900RS用のJMCAの認証試験での合格を済ませ、対応製品をすでに発売済み(今回のデモバイクに装着される、ブラックライン仕様については文末参照)。’23年型Z900RSのオーナーはこちらも要チェックなのだ。

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すべてのパーツが’23年モデルへの適合を確認済み!

画像1: すべてのパーツが’23年モデルへの適合を確認済み!
画像2: すべてのパーツが’23年モデルへの適合を確認済み!

STRIKERエアロデザインSADシリーズの“カーボンフロントフェンダー一体式”は3万5200円、純正スイングアーム対応の“リアフェンダー”は2万7500〜4万1800円。7N01材/異形目の字断面素材の“G-STRIKERスイングアーム”は19万8000円(OP加工別途)はハードアルマイトとブラックのほか、半艶ブラック仕上げも再開。“STRIKERアクスルスライダー(フロント)”は9350円

画像2: ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!
カーボンと黒ゲルから選べるストリート向け“STRIKERエアロデザインSADスペシャルアンダーカウル”は4万2900〜6万3800円。標準シルバー/オールブラック/カーボンコンポジットの3種がある“STRIKERガードスライダー”は1万4300〜2万7500円。ドレスアップにも効く“STRIKERアルミビレットエンジンハンガー”はヘッド側が1万3200円、シリンダー側は4万6200〜5万7200円だ。写真のシルバーほかブラック(シリンダー側は耐熱仕様)がある。

画像3: すべてのパーツが’23年モデルへの適合を確認済み!
画像4: すべてのパーツが’23年モデルへの適合を確認済み!

足裏の接地面を面で捉えるステップバー採用で長時間のツーリング時にも疲労の少ない“STRIKER Sports Touring Concept STC STEP KIT 4ポジション”は、①20㎜BACK/20㎜UP、②20㎜BACK/30㎜UP、③30㎜BACK/20㎜UP、④30㎜BACK/30㎜UPの4ポジションで6万3800円。標準の黒アルマイトほか、+1万2000円でカラーオーダーも可能だ。

画像5: すべてのパーツが’23年モデルへの適合を確認済み!

画像3: ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!
STCステップKITと合わせて交換したい、機能とドレスアップ性を両立した“STRIKER スペシャルタンデムステップキット+サイレンサーステーSET”は4万150円タンデムステップキット単品購入なら3万6300円だ。ブラックアルマイト仕上げ。サイレンサー・ステー上部に見えるスライダーは試作品だ。

画像4: ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!
“G-STRIKERステムキット”はフォークピッチ/オフセットとも純正同等。ハンドルクランプ部も純正同寸の高さだ。ブラック/ブラウン/シルバーがの3色があり、19万8000〜20万9000円“マイルドシート加工”はアンテナショップ・ストライカーワークスのオリジナルサービス。持ち込み加工なら3万7400円、加工済みシートは6万1600円

画像5: ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!
コア部やフィン部分の破損、汚れを抑え、ドレスアップ効果もある“STRIKERラジエターコアガード”は2万900円。〜’20年式と’21年型〜では品番が違うので注意。“STRIKERエアロデザインSADラジエターサイドシュラウド カーボン”は2万6400円

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画像6: ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!
本文の通り、’23年型Z900RS用のフルエキもJMCA認証試験をパスして発売済み。受注を中止していたブラックラインも近々、再ラインナップされる予定だ。ブラックラインも写真のサイレンサーに加え、真円サイレンサー仕様も併せて販売準備が進む。価格、発売時期は両品とも現状は未定だ。

取材協力:カラーズインターナショナル

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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