リーズナブルで速いという魅力大の車両を楽しむ

2022年8月のJD-STERドラッグレース第3戦。そこに出走するGSX-Rの応援を兼ねてオーナーで集まろうと企画された「GSX-Rオーナーズ倶楽部Japan 関東ミーティング JD-STER DRAG RACE コラボミーティング」には、初期型GSX-R1100から2021年のスズキ100周年カラー・GSX-R1000Rまで多彩なGSX-Rが集まった。

そこでこの車両だが、今回のミーティングのまとめ役を務めた「ふゆき」さんのもの。GSX-R1000の2011年型=L1だ。車両を手にいれてここに至るまでの経緯も何か楽しい。

画像1: リーズナブルで速いという魅力大の車両を楽しむ

「元々ホンダ党で、SC50(’02年型CBR954RR)を買おうとお店に行ったんです。良かったんですけど価格は高かったんですね。それで横に目を移してみると、(GSX-R1000)K2(2002年型)があったんです。オーリンズサスやアグラスステップも装着されていました。スズキはレースに強いし、1度乗ってみるのもいいかなって買いました。K2、乗りやすくて良かったですよ。

それでしばらくして、GSX-RのL2が出るって頃に買おうと思って予約しに行ったら、まだ発売日が分からない。そこにこのL1があって、これもいいですよと勧められて。ホイールも換わってたし、自分の予算にも合っていたので、これに決めたんです。そこから要るものを少しずつ付けてみたりしながら楽しんでいるんです」

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1万km走行で買って、ふゆきさんはツーリングにストリートにとその後2年で約3万kmをこのL1で走る。「走り過ぎだからちょっと控えて、無駄走りをやめました」としつつ、走りは楽しんでいるとのこと。ブレーキまわりもサスも手が入り、サーキット遊びも含めて走りの幅もしっかりと広げられているようだ。

いい素材を得て、手も入れつつ楽しむ。冒頭のGSX-Rミーティング(他地域や全国規模でも開催される)が掲げる「お互いのスキルアップを」は、こうしてGSX-Rで実際に楽しんでいく中で導かれた。そう思える車両と、背景だった。

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画像1: Detailed Description 詳細説明

ヘッドライトはHID化される。スクリーンはプーチでカウルボルト類はフラットヘッド化され、クラッチマスターはブレンボRCSを装着する。

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ハンドルはハリケーン・セパレートでフロントマスターはゲイルスピード・VREを装着。削り出しのリザーバーキャップはアグラスだ。

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外装はノーマル形状ながらフロントサイドとテールサイドはカーボン(メーカーは不詳)に換装。フェンダーレスキットもカーボン化する。

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エンジンはL1のノーマルでGBレーシング製カバーを装着、ラピッドバイクEAZYを追加。ステップキットはバルターモトのストリート用。

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フロントフォークはGSX-R1000L1純正で、フロントブレーキはブレンボCNC P4 30/34キャリパーにサンスター・ワークスエキスパンドディスクを組み合わせる。

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前後ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードTYPE-Rで3.50-17/6.00-17サイズ。リヤブレーキはブレンボCNC P2 34にサンスター・プレミアムレーシングディスクの組み合わせだ。リヤショックはオーリンズTTXで排気系はオオニシヒートマジック・スリップオンに換装されている。

取材協力:ふゆきさん(車両オーナー)

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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