自然なフィット感を醸し出すオリジナルニンジャカウル

GPZ900Rニンジャのアッパーカウルを装着したカスタム。ベースは何かと言えば、現代直4ミドルネイキッドのZ800(’13〜’17年)。カワサキが現代のラインナップ中、スーパーネイキッドと位置づけるZシリーズ(これに対してカウル装着モデルはNinjaシリーズ)。そのうち、オールラウンドな中堅と位置づけたもので、今はZ900が後を継いでいる。

画像1: 自然なフィット感を醸し出すオリジナルニンジャカウル

改めて車両に目を向けると、このニンジャカウルが絶妙にマッチングしていることに気が付く。まるでZ800の兄弟機としてカウル付きの“Ninja800”とでもいうようなモデルがあったかのようだ。ただ、このカウルは社外品。カスタムレボリューションが手がけたものだ。Z1000用、Ninja1000用を作り始めて約10年。今のラインナップを同店・根本さんに聞いてみた。

「今はアッパーカウルはいずれも綾織りのシルバーカーボンとカーボン、そしてFRPの各素材から選べ、ステーはZ1000ならB(’07年)/D(’10年)/F(’14年)の各型式があります。Ninja1000は前期型も、トラコンの付いた後期型のどちらも用意できます」とのこと。ということは、Z800用ラインナップはないということになる。当然この1台のためにフィッティングされたわけだが、冒頭のように切った張った感はなく、自然に装着されている。このあたりはどう進めるのだろう。価格面も合わせて教えてもらおう。

「基本はワンオフパーツ製作と同じです。価格に関しては車両を持ち込んでの外装脱着のあり/なしや、塗装と追加加工の要/不要で変わりますので一概にはいくらと行きません。でも、オーダーの多い、アッパーカウルとステー購入、ペイント込みのケースで40〜50万円ぐらいといったところです。興味があれば、まずは電話で相談ください」と根本さん。

画像2: 自然なフィット感を醸し出すオリジナルニンジャカウル

先述のレギュラーラインナップ、それにNinja ZX-10Rへの装着例もある。何より、絶妙なカラーリングも合わせればこのようにバランス良く装着が可能と分かる。これはなかなかのスマッシュヒット。同店のホームページには、カスタム好きなら「それもアリか!」とニヤリとする外装フィッティング例が多数掲載されているので、覗いてみてほしい。

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ウインカーこそ現代モデルのそれだが、GPZ900Rのカスタムにこういう例もあるから、違和感はない。カウルそのものの造形もGoodだ。オーダーする場合にはカスタムレボリューションとの打ち合わせでのリクエスト内容確定後に、見積もりをもらうのがいいだろう。

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オリジナルのカーボンパネルには純正メーターパネルのほか、Defi製タコメーターとシフトライト、社外ギヤポジションランプもレイアウトされる。

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カスタムレボリューション製ニンジャカウルを現代Z系に装着する場合には、通常の車種別カウルステーのほか、アッパーカウル下部に見えるネックステーも必要だ。ベース車両の純正車体色に合わせたカウル塗装(ここではグリーンのZラインなど)も同店によるものだ。

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排気系をアクラポヴィッチに換装した以外はエンジンも車体もほほノーマルだが、ニンジャ感はたっぷりと醸し出されるから不思議だ。

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アンダーカウルはオイルキャッチトレー機能も持つオリジナル。装着車に合わせた細かな形状調整やフィッティングにも応じてくれるのが嬉しい。

取材協力:カスタムレボリューション

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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