ホンダ新型「フォルツァ350」＆「フォルツァ125」登場！ 欧州向けスポーツスクーターがモデルチェンジ【2023速報】

ホンダ新型「フォルツァ350」「フォルツァ125」の特徴

ヨーロッパの定番スポーティスクーター、2023年モデルでよりスタイリッシュに変身！

この両モデル、排気量は大きく異なるものの、スタイリングやフレームといった車体の基本的な構造や、実用性、快適性をもたらす装備の多くに関しては共通の部分が多い。また、今回のモデルチェンジでは、完成度の高いエンジンや俊敏なハンドリングと高い安定性を両立する足回り、多彩な装備類といった面は従来モデルに受け継がれる。

両モデルの大きな違いであるエンジン、「フォルツァ350」は徹底した低フリクション化などで高効率を追求した、SOHC4バルブの330cc水冷単気筒のeSP+エンジン。力強いパワーを発揮するのに合わせ、リアタイヤのグリップを維持するためにホンダ・セレクタブルトルクコントロール（HSTC）を装備。

「フォルツァ125」も排気量こそ異なるものの、同様にSOHC4バルブの125cc水冷単気筒のeSP+エンジンで、アイドリングストップも備えていて良好な燃費を実現。こちらもホンダ・セレクタブルトルクコントロール (HSTC) を備えている。

このモデルチェンジで大きく変更されたのはスタイリング。従来はヘッドライトは3眼デザインのLEDだったが、新型ではシリーズのフラッグシップモデル「フォルツァ750」に合わせた、スポーティな雰囲気を強調したデュアルLEDヘッドライトとなって大きくイメージチェンジ。フロントの電動スクリーンは180mmの範囲で高さを調節でき、防風効果を好みや状況に応じて変えることが可能だ。

同時にテールランプも新しいデザインとなった。デザインの基本イメージは従来型のイメージを残しながら、よりモダンな仕上がりとしている。

メーターも新しくデザインされた。視認性に優れるアナログ表示のスピードメーター、タコメーターの中央に、多彩な情報を表示できる反転液晶パネルを組み合わせたもの。

「フォルツァ350」では、ホンダ・スマートフォンボイスコントロール (HSVC) システムを介して、さまざまなスマートフォン機能にワイヤレスで接続できるが、2023年モデルではiOSとAndroid デバイスの双方に対応。キーレスでエンジン始動などが可能なスマートキーは両モデル共に装備されている。

ハンドル左下のグローブボックス内には、スマートフォンなどの充電・給電に便利なUSBタイプCポートも備えている。キーを用いることなくエンジン始動や給油口やシートの操作、オプションのトップケースの解錠などが行えるスマートキーシステムも装備。

シート下の収納スペースは、フルフェイスヘルメットを2つ収納できるだけの余裕たっぷりの積載性を備えるなど、両モデルともにスクーターに求められる高いレベルの利便性を実現。急ブレーキを掛けた時に後方にハザードで警告するエマージェンシーストップシグナル機能で安全性も高められた。

ホンダ新型「フォルツァ350」のカラーバリエーション

2023年モデルの「フォルツァ350」のボディカラーには、新たにパールシエナレッド、マットロバストグレーメタリックが追加。従来のマットパールパシフィックブルーは、ホイールのカラーをブロンズに変更。さらに従来からそのまま継続のマットサイノスグレーメタリック、パールファルコングレーの全5タイプ。

ホンダ新型「フォルツァ125」のカラーバリエーション

「フォルツァ125」のボディカラーは、マットサイノスグレーメタリック、パールファルコングレー、マットパールパシフィックブルー、マットカーネリアンレッドメタリックの全4タイプだ。

さらに「フォルツァ125スペシャルエディション」も設定。これはスタンダードなマットサイノスグレーメタリックのモデルのホイール、シートステッチ、アナログメーターリング、ロゴなどを赤で統一。ブラックアウトされたタンデムステップとステンレス製フロアプレートも装着して精悍な雰囲気に仕上げられたモデルだ。

ホンダ新型「フォルツァ350」の主なスペック・公式動画

欧州仕様車の諸元

【写真5枚】ホンダ新型「フォルツァ350」5

ホンダ新型「フォルツァ125」の主なスペック・公式動画

欧州仕様車の諸元

【写真5枚】ホンダ新型「フォルツァ125」シリーズ5

まとめ：小松信夫

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