ヤマハのヘリテイジスポーツ・XSRシリーズは、現代的なメカニズムを下敷きに、ヤマハ製スポーツバイクの長い歴史をバックボーンにした、レトロで個性的なスタイリングを与えたモデル。そのミドルバージョンである「XSR700」のラインナップに、「XSR700レガシー」が加わることが発表された。

ヤマハ「XSR700レガシー」の特徴

画像: YAMAHA XSR700 Legacy 欧州仕様・2023年モデル 総排気量:689cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:855mm 車両重量:190kg

YAMAHA XSR700 Legacy
欧州仕様・2023年モデル

総排気量:689cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:855mm
車両重量:190kg

欧州市場で販売されるXSR700のバリエーションモデル

モダンで軽快なミドルネイキッドの「MT-07」をベースに、1960〜70年代のロードスポーツ的なエッセンスを加えたスタイリングを組み合わせたのが「XSR700」。これに対して「XSR700レガシー」は純粋なロードスポーツではなく、現代の系譜に連なる近代的なオフロード車が登場する以前、ロードスポーツをオフロードにアジャストさせたスクランブラー的なイメージの再現を狙っている。

画像1: ヤマハ「XSR700レガシー」の特徴

専用設定のボディカラーであるスピードブロックシルバーの採用に加え、コンパクトな丸型LEDヘッドライトの前面にライトガードを追加。正立フロントフォークには、クラシックな雰囲気を感じさせるフォークブーツを装着。

画像2: ヤマハ「XSR700レガシー」の特徴

元々スタンダードな「XSR700」もアップライトなバーハンドルだったが、「XSR700レガシー」ではハンドルブレースを備えたオフロード車的なハンドルを装着。グリップもバーエンドの貫通していないオフロードタイプのものにされた。

画像3: ヤマハ「XSR700レガシー」の特徴

シートもスタンダードな「XSR700」とは異なる、プレーンな形状でクッションのぶ厚い、古典的なオフロードモデルを想わせるデザインに。

画像4: ヤマハ「XSR700レガシー」の特徴

ステップバーもオフロード走行を想定した、大型でブーツをしっかりとグリップできる形状のものを装着された。

画像5: ヤマハ「XSR700レガシー」の特徴

ホイールはスタンダードと同じ前後17インチ径のキャストホイールだが、標準装着されるタイヤは純粋な舗装路用ではなく、大きなブロックパターンが目立つ、デュアルパーパスタイプのピレリMT60RSだ。

ヤマハ「XSR700レガシー」の公式動画・写真

画像: 2023 Yamaha XSR700 Legacy: Pure honest fun www.youtube.com

2023 Yamaha XSR700 Legacy: Pure honest fun

www.youtube.com

ヤマハ「XSR700レガシー」の主なスペック

全長×全幅×全高2075×865×1120mm
ホイールベース1405mm
シート高855mm
車両重量190kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量689cc
ボア×ストローク80×68.6mm
圧縮比11.5
最高出力73.4PS/8750rpm
最大トルク6.83kg-m/6500rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°30′
トレール90mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ298mmダブルディスク・Φ245mmディスク

まとめ:小松信夫

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