ヤマハのヘリテイジスポーツ「XSR700」が2022年モデルで進化した。基本的な魅力はそのまま継承しながら、新型は各部にアップデートを施して熟成を図っている。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ヤマハ新型「XSR700 ABS」ライディングポジション・足つき性

シート高:835mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ヤマハ新型「XSR700 ABS」ライディングポジション・足つき性

上体が起きる高めのハンドル、着座位置の高いシートで上半身も下半身もゆったり。シート高が835mmあるため足着き性は今ひとつだが、ヤマハ純正用品ブランドのワイズギアではローダウンシートを用意している。

ヤマハ新型「XSR700 ABS」各部装備・ディテール解説

画像: タンクサイドカバーやフロントフェンダーステーなど、各所にアルミパーツを用いることで、オートバイの素材感、メカ感を強調。

タンクサイドカバーやフロントフェンダーステーなど、各所にアルミパーツを用いることで、オートバイの素材感、メカ感を強調。

画像: エンジンは688ccでライバル車より若干大きい排気量。270度クランクの優しいパルス感が魅力の扱いやすいユニットだ。

エンジンは688ccでライバル車より若干大きい排気量。270度クランクの優しいパルス感が魅力の扱いやすいユニットだ。

画像: 新型はブレーキディスク径を298mmに拡大。従来型オーナーから要望の多かった制動力を強化。タイヤはミシュランのロード5。

新型はブレーキディスク径を298mmに拡大。従来型オーナーから要望の多かった制動力を強化。タイヤはミシュランのロード5。

画像: 左右非対称デザインのスイングアームや、水平にレイアウトされたリンク式リアショックなど、足回りはMT-07と共通のもの。

左右非対称デザインのスイングアームや、水平にレイアウトされたリンク式リアショックなど、足回りはMT-07と共通のもの。

画像: この新型でヘッドライトがLEDとなった。ライトケースのデザインは丸型で、従来からのイメージを変えずに進化した。

この新型でヘッドライトがLEDとなった。ライトケースのデザインは丸型で、従来からのイメージを変えずに進化した。

画像: ネガポジ反転LCDメーターを新採用。ギアポジションも表示可能で、フューエルゲージはコーヒーカップを模したデザイン。

ネガポジ反転LCDメーターを新採用。ギアポジションも表示可能で、フューエルゲージはコーヒーカップを模したデザイン。

画像: ホワイトにブルーの子持ちラインはまさしくRZ350を思わせるグラフィック。ブラックの車体色の場合にはゴールドのラインが入る。

ホワイトにブルーの子持ちラインはまさしくRZ350を思わせるグラフィック。ブラックの車体色の場合にはゴールドのラインが入る。

画像: レザー調とバックスキン調、2種類の表皮を使用した贅沢な造りのシート。ダブルステッチも入り、オーナーの所有する満足感も高まる。

レザー調とバックスキン調、2種類の表皮を使用した贅沢な造りのシート。ダブルステッチも入り、オーナーの所有する満足感も高まる。

画像: シンプルでスリムな造りゆえ、シート下には最小限のスペースしかない。車載工具はトレイ上にレイアウトして省スペース化。

シンプルでスリムな造りゆえ、シート下には最小限のスペースしかない。車載工具はトレイ上にレイアウトして省スペース化。

画像: 丸型のLEDテールランプに加え、今回から前後のウインカーも細身のLEDに変更。これで灯火類は全てLEDを採用することになった。

丸型のLEDテールランプに加え、今回から前後のウインカーも細身のLEDに変更。これで灯火類は全てLEDを採用することになった。

画像: 【欧州の公式動画】2022 Yamaha XSR700 - Born to Challenge www.youtube.com

【欧州の公式動画】2022 Yamaha XSR700 - Born to Challenge

www.youtube.com

ヤマハ新型「XSR700 ABS」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2075×820×1130mm
ホイールベース1405mm
最低地上高140mm
シート高835mm
車両重量188kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量688cc
ボア×ストローク80.0×68.5mm
圧縮比11.5
最高出力54kW(73PS)/8750rpm
最大トルク67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量13L
変速機形式6速リターン
キャスター角24゜30′
トレール量90mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格93万5000円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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