2021年、新型グロムに続いて、兄弟車のモンキー125にも新型が登場した。グロム同様、5速化されたトランスミッションとロングストロークの新エンジンを搭載し、ABSも標準装備という充実進化を遂げた、注目の1台だ!
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ホンダ「モンキー125」ライディングポジション・足つき性

シート高:776mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ホンダ「モンキー125」ライディングポジション・足つき性

車体サイズの割にシートが高めで、座面幅もあるため足着き性は見た目ほど良くないが、このシート高と形状、クッション性が長時間倉庫も苦にならない自然なライディングポジションと優しい乗り心地を生んでいる。

ホンダ「モンキー125」各部装備・ディテール解説

画像: レッドとブルーは、シルバーとの2トーングラフィックで、1970年のモンキーZ50Zを彷彿させるカラー。フレームは黒塗装となった。

レッドとブルーは、シルバーとの2トーングラフィックで、1970年のモンキーZ50Zを彷彿させるカラー。フレームは黒塗装となった。

画像: ボアを2.4mm縮め、ストロークを5.2mm伸ばしたロングストロークエンジン。5速ミッション採用で操る悦びを一層楽しめるようになった。

ボアを2.4mm縮め、ストロークを5.2mm伸ばしたロングストロークエンジン。5速ミッション採用で操る悦びを一層楽しめるようになった。

画像: マフラーはモンキーの伝統を感じさせるアップタイプで、力強さと静粛性を両立する。メッキ仕上げのヒートガードが目立つ。

マフラーはモンキーの伝統を感じさせるアップタイプで、力強さと静粛性を両立する。メッキ仕上げのヒートガードが目立つ。

画像: 倒立フォークのアウターチューブはボディカラーに合わせたカラーのアルマイト仕上げ。フロントブレーキは2ポット。

倒立フォークのアウターチューブはボディカラーに合わせたカラーのアルマイト仕上げ。フロントブレーキは2ポット。

画像: リアショックはダブルレートのコイルを採用して特性を変更。フレーム同様、スイングアームは今回からブラックになった。

リアショックはダブルレートのコイルを採用して特性を変更。フレーム同様、スイングアームは今回からブラックになった。

画像: ロービーム/ハイビームを囲むように配置されたポジションランプなど、凝ったデザインの丸型のLEDヘッドライトは従来通り。

ロービーム/ハイビームを囲むように配置されたポジションランプなど、凝ったデザインの丸型のLEDヘッドライトは従来通り。

画像: 反転液晶メーターは円筒形ケースを採用。キーON時に“ウインク”でライダーを迎えるアニメーション演出も従来通りだ。

反転液晶メーターは円筒形ケースを採用。キーON時に“ウインク”でライダーを迎えるアニメーション演出も従来通りだ。

画像: 肉厚なタックロールデザインのシートも前モデルと同様。若干高めにセットされているが、肉厚で座り心地は上々だ。

肉厚なタックロールデザインのシートも前モデルと同様。若干高めにセットされているが、肉厚で座り心地は上々だ。

画像: 灯火類は全てLEDで統一。クラシカルなデザインのテールランプ、メッキ仕上げのウインカーなどもモンキーらしいデザイン。

灯火類は全てLEDで統一。クラシカルなデザインのテールランプ、メッキ仕上げのウインカーなどもモンキーらしいデザイン。

ホンダ「モンキー125」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1710×755×1030mm
ホイールベース1145mm
シート高776mm
車両重量104kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量123cc
ボア×ストローク50×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力6.9kW(9.4PS)/6750rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量5.6L
変速機形式5速リターン
キャスター角25°00'
トレール82mm
タイヤサイズ(前・後)120/80-12 65J・130/80-12 69J
ブレーキ形式(前・後)ディスク・ディスク
メーカー希望小売価格44万円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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