世界的なコロナ禍の影響もあって生産が遅れ、発売延期が決まってしまったダックス125だが、その魅力はいささかも曇ってはいない。プレスフレームに横型エンジンを組み合わせ、イージーライドを楽しめる期待のニューモデルだ。
文:オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸

ホンダ「ダックス125」ライディングポジション・足つき性

シート高:775mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ホンダ「ダックス125」ライディングポジション・足つき性

通常の位置に燃料タンクがなく、シートが前後に長いので着座位置の自由度は抜群。大柄なライダーでも窮屈さがなく、小柄なライダーなら停車時にお尻を前側にずらすことで足つきを確保できる。

ホンダ「ダックス125」各部装備・ディテール

画像: エンジンは基本的にグロムやモンキー125と同タイプの、いわゆるヨコ型。50×63.1mmのロングストローク仕様で9.4PSを発揮する。

エンジンは基本的にグロムやモンキー125と同タイプの、いわゆるヨコ型。50×63.1mmのロングストローク仕様で9.4PSを発揮する。

画像: ダックスのイメージが強いサイドアップマフラーを採用。遮熱版の前半には縦のスリットを入れ、往年のスタイルをオマージュ。

ダックスのイメージが強いサイドアップマフラーを採用。遮熱版の前半には縦のスリットを入れ、往年のスタイルをオマージュ。

画像: フロントフォークはインナーチューブ径31mmの倒立で、アウターチューブはシルバー仕上げ。ホイールはグロムと同タイプ。

フロントフォークはインナーチューブ径31mmの倒立で、アウターチューブはシルバー仕上げ。ホイールはグロムと同タイプ。

画像: リアサスペンションはオーソドックスな2本ショックを採用。タンデムステップはブラケットを介してマウントする。

リアサスペンションはオーソドックスな2本ショックを採用。タンデムステップはブラケットを介してマウントする。

画像: 反転表示液晶のデジタルメーターは時計や燃料計も表示。速度表示の独特の書体の文字はモンキー125とも共通のものだ。

反転表示液晶のデジタルメーターは時計や燃料計も表示。速度表示の独特の書体の文字はモンキー125とも共通のものだ。

画像: ミッションはグロムやモンキー125の5速マニュアルではなく、自動遠心クラッチの4速を採用。小型二輪AT免許でも運転可能だ。

ミッションはグロムやモンキー125の5速マニュアルではなく、自動遠心クラッチの4速を採用。小型二輪AT免許でも運転可能だ。

画像: タンデムユースを意識したモデルだけにシートは肉厚。形状もフラットなので着座位置の自由度も高く、座り心地も快適そうだ。

タンデムユースを意識したモデルだけにシートは肉厚。形状もフラットなので着座位置の自由度も高く、座り心地も快適そうだ。

画像: シートのヒンジを上げるとプレス鋼板の見事な溶接跡が見える。3.8リットル容量の燃料タンクの前方はエアクリーナーボックス。

シートのヒンジを上げるとプレス鋼板の見事な溶接跡が見える。3.8リットル容量の燃料タンクの前方はエアクリーナーボックス。

画像: 【公式動画】Dax125 映像_4K www.youtube.com

【公式動画】Dax125 映像_4K

www.youtube.com

ホンダ「ダックス125」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1760×760×1020mm
ホイールベース1200mm
シート高775mm
車両重量107kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量123cc
ボア×ストローク50×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力6.9kW(9.4PS)/7000rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/5000rpm
燃料タンク容量3.8L
変速機形式4速リターン
キャスター角24° 54'
トレール84mm
タイヤサイズ(前・後)120/70-12 51L・130/70-12 56L
ブレーキ形式(前・後)Φ220mmディスク・Φ190mmディスク
メーカー希望小売価格44万円(消費税10%込)

文:オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸

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