文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海
シエル「シティーメイト」テスト&レポート
![画像: CIEL City mate 税込価格:7,979円 cielproducts.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/07/fa3d152d38f1d6d49e211baf921e14158a210db1_xlarge.jpg)
CIEL City mate
税込価格:7,979円
「二人で使う」に最適化したコスパ抜群のインカム登場
多種多様なライダー用インカムの中でも、特に注目を集めるのは多人数で同時通話できる高性能モデル。グループツーリングでの便利さは一度使うと手放せないほどだが、逆に言えばそうした状況以外では「宝の持ち腐れ」になりかねない。ほとんどはタンデムを含めた2人通話か、1人でナビ音声ガイドや音楽を聴くために使っているのが実状だろう。
「シエル」は登場と同時にコスト/パフォーマンスの高さで話題になっているブランド。現状は1人専用、2人まで、4人までの3種類がラインアップされている。今回テストした「シティーメイト」は2台またはタンデムユースに適したタイプだ。
本体、マイク、スピーカーといったシステム構成は標準的な仕様。スペック上の最長通信距離が400mなので、ビルの多い市街地でも200m程度までは使え、距離が離れて接続が切れても再び接近すると自動的に接続する機能も備えている。
バッテリーライフが連続16時間と長く、1泊2日のツーリングなら充電不要。高音質スピーカーで内蔵のFMラジオやスマホと接続しての音楽試聴も楽しめる。
国内正規販売会社の日本人スタッフによるサポートシステムもあり、疑問やトラブルにも丁寧に対応してくれるからインカムに不慣れなユーザーも安心。これで1台7979円という価格は間違いなく安い。
![画像: ノイズカットマイクと高音質スピーカー、遅延のない通信品質でごく自然に会話でき、タンデムでもパッセンジャーを退屈させない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/07/9e2b34faf9b82298c5febfe34383e1c7de0a8cea_xlarge.jpg)
ノイズカットマイクと高音質スピーカー、遅延のない通信品質でごく自然に会話でき、タンデムでもパッセンジャーを退屈させない。
![画像: 本体のマウントはヘルメット帽体下側の縁に挟むクリップタイプと、両面テープ固定タイプの2種類。マイクもフルフェイス用とジェット用が同梱されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/07/874f0e7fcbfee5f13d7f01d3d40051212ce83664_xlarge.jpg)
本体のマウントはヘルメット帽体下側の縁に挟むクリップタイプと、両面テープ固定タイプの2種類。マイクもフルフェイス用とジェット用が同梱されている。
![画像: マイクとマウントが各2種類同梱されているので、フルフェイスにもジェットにも装着可能。マイクロUSBの充電ケーブルも付属する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/07/04/4271b80d822dc786da927656dd246c6b077267de.jpg)
マイクとマウントが各2種類同梱されているので、フルフェイスにもジェットにも装着可能。マイクロUSBの充電ケーブルも付属する。
![画像: 本体前側に通話開始/終了、中央の上下に音量&FMラジオ選曲、後ろ側に電源のボタンを配置。作動状態は赤と青のLEDで確認できる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/07/8bfb40af0d8d3eb32002e7196b24ab195bd5853b_xlarge.jpg)
本体前側に通話開始/終了、中央の上下に音量&FMラジオ選曲、後ろ側に電源のボタンを配置。作動状態は赤と青のLEDで確認できる。
![画像: 2人での使用に特化したバイク用インカム|コスパ抜群、シエル「シティーメイト」をレビュー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/07/ba2f8c57749f50d6b8134a1955705699a9e4ff85_xlarge.jpg)
テスター太田安治の欲張りリクエスト
通信距離、バッテリーの持ちなどの基本機能には不満なし。スイッチボタンは4つのみで操作を覚えやすいが、ボタンが平面上に並んでいるため使い始めは慣れが必要。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海