文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)
※この記事は「ロレンス」で2022年6月2日に公開されたものを転載しています。
おそらく・・・とタイトルに書きましたが、99%キッズ向けと思われます??
6月7日、まったく新しいモノが誕生します! 電気のナニかがやってきます・・・という表題のカワサキのリリースには、上述の期日に電動の新製品を発表する予告文が記されていました。どのようなモデルであるか具体的なことは一切記述はないのですが、アメリカのカワサキ公式ウェブサイトで公開されている動画を見る限り、それはキッズ向けの電動モトクロッサーだろうと思われます。
カワサキは、他社とパートナーシップを結んでいるのかどうか、が気になります?
キッズ向け電動モトクロッサーといえば、KTM/ハスクバーナ/ガスガスの各ブランドを擁するピーラー・モビリティの製品のほか、大小さまざまな製造業者が参入している分野です。公道用モデルではないから各国の法規に対応するためのコストは不要で、使用条件的にはバッテリーの保ちとか、モーターに求められる出力の要件が厳しくないなど、キッズ向け電動モトクロッサーは電動バイクのジャンルとしては今現在の技術で作りやすい部類ということができるでしょう。
インディアン「eFTRミニ」はレザー、ホンダ「CRF-E2」はグリーンジャー、そしてケーキ(CAKE)の「ゴー」はトロットとそれぞれパートナーシップを結んで作られていますが、はたして数日後に発表されることになるカワサキの作品は、同様にeモビリティ企業と組んで作られるのか? それとも完全社内開発なのか・・・その点も気になりますね。
いったいどんなスペック、デザイン、価格、販売エリアで登場することになるのか・・・? 6月7日を楽しみに待ちましょう!
文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)