ロングセラー原付二種・ホンダ「スーパーカブ110」がモデルチェンジを果たした。ロングストロークの新エンジンを搭載し、フロントにABS付きのディスクブレーキを採用するなど、大幅アップデートだ。走りはどう変わったのか、詳しくお伝えしよう。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

ホンダ新型「スーパーカブ110」ライディングポジション・足つき性

シート高:738mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ホンダ新型「スーパーカブ110」ライディングポジション・足つき性

体格差を問わずリラックスして乗れるポジション設定はスーパーカブの伝統。738mmの低シート高で足つき性が良いことはもちろん、101kgという軽量な車体とハンドル左右切れ角の大きさで取り回しやすさも文句なしだ。

ホンダ新型「スーパーカブ110」各部装備・ディテール解説

画像: 従来のスポークホイールからキャストホイールになったことで、イメ—ジも前モデルよりずっとモダンで新鮮なものになった。

従来のスポークホイールからキャストホイールになったことで、イメ—ジも前モデルよりずっとモダンで新鮮なものになった。

画像: エンジンはロングストローク仕様。63.1mmのストロークはスーパーカブC125と同じで、ケースカバーも同タイプだが、こちらはキック併用。

エンジンはロングストローク仕様。63.1mmのストロークはスーパーカブC125と同じで、ケースカバーも同タイプだが、こちらはキック併用。

画像: ディスクローターや1ポットキャリパーなど、ブレーキまわりはスーパーカブC125に似ているが、C125の右ディスクに対しこちらは左ディスク。

ディスクローターや1ポットキャリパーなど、ブレーキまわりはスーパーカブC125に似ているが、C125の右ディスクに対しこちらは左ディスク。

画像: ストレートタイプのマフラーは前モデルに似た形状。タンデムステップをスイングアームにマウントするのも前モデルと同様。

ストレートタイプのマフラーは前モデルに似た形状。タンデムステップをスイングアームにマウントするのも前モデルと同様。

画像: 前モデル同様、ヘッドライトは上下2灯式のLEDヘッドライトが踏襲される。ウインカーはオーソドックスな電球タイプ。

前モデル同様、ヘッドライトは上下2灯式のLEDヘッドライトが踏襲される。ウインカーはオーソドックスな電球タイプ。

画像: 大きな変更のひとつがメーター。下部に液晶モニターを備え、ギアポジション表示や燃料計、平均燃費表示も可能となっている。

大きな変更のひとつがメーター。下部に液晶モニターを備え、ギアポジション表示や燃料計、平均燃費表示も可能となっている。

画像: 肉厚のシート。ボディカラーによって、表皮はブラウンの2トーン、またはブラック/グレーの2トーンが組み合わされる。

肉厚のシート。ボディカラーによって、表皮はブラウンの2トーン、またはブラック/グレーの2トーンが組み合わされる。

画像: リアキャリアはこれまでのメッキ仕上げからブラック塗装に変更となった。キャリア自体の大きさは前モデルと同様だ。

リアキャリアはこれまでのメッキ仕上げからブラック塗装に変更となった。キャリア自体の大きさは前モデルと同様だ。

ホンダ新型「スーパーカブ110」主なスペック・燃費・価格

全長×全幅×全高1860×705×1040mm
ホイールベース1205mm
最低地上高138mm
シート高738mm
車両重量101kg
エンジン形式空冷4ストSOHC単気筒
総排気量109cc
ボア×ストローク47.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力5.9kW(8.0PS)/7500rpm
最大トルク8.8N・m(0.90kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量4.1L
変速機形式4速リターン
キャスター角26゜30′
トレール量73mm
タイヤサイズ(前・後)70/90-17M/C 38P・80/90-17M/C 50P
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・ドラム
乗車定員2人
燃料消費率 WMTCモード値67.9km/L(クラス1)1人乗車時
メーカー希望小売価格30万2500円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

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