ピアッジオグループジャパンは2022年4月25日、アプリリアのミドルスーパーネイキッドである「トゥオーノ660」の上級グレードである「トゥオーノ660ファクトリー」を日本で発売することを明らかにした。

アプリリア「トゥオーノ660ファクトリー」の特徴

画像: Aprilia Tuono 660 Factory 総排気量:659cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:820mm 車両重量:181kg 税込価格:145万2000円

Aprilia Tuono 660 Factory

総排気量:659cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:820mm
車両重量:181kg

税込価格:145万2000円

ファクトリーカスタムでパワーもアップした特別仕様車

アプリリアは歴代のスーパースポーツをベースに、そのコンポーネンツを活かしたネイキッド仕様である「トゥオーノ」を産み出してきた。そして、最新のミドルスーパースポーツ「RS660」をベースに、レーシーなフルカウルを取り払い、アップハンドルを装着するなどの改良によって、ネイキッドバージョンに仕立てられたのが「トゥオーノ660」だった。

画像1: アプリリア「トゥオーノ660ファクトリー」の特徴

そして今回発表された「トゥオーノ660ファクトリー」は、「トゥオーノ660」のパフォーマンスをさらに追求した上級モデルという位置付け。270度クランク採用の659cc水冷並列ツインエンジンは、スタンダードな「トゥオーノ660」よりも最高出力を5HP向上させた100HP仕様。同時にファイナルドライブもスタンダードよりショートな設定となっていて、加速性能もアップしている。

画像2: アプリリア「トゥオーノ660ファクトリー」の特徴

サスペンションもグレードアップ。Φ41mmのKYB製倒立フォークも、リアのリザーバータンク付ザックス製サスペンションユニットも、圧側・伸側ダンパー調整とスプリングのプリロードがセッティング可能なものに変更。また、軽量なリチウムイオンバッテリーを採用することで車重も約2kgの軽量化が実現された。

また、ライドバイワイヤと6軸IMUを活かした最新の電子制御デバイスも満載。高精度な介入が可能なATC(トラクションコントロール)をはじめ、調整可能なAWC(ウイリーコントロール)、高速走行を快適にするACC(クルーズコントロール)、電子制御ギアチェンジアシスト・AQSマルチマップコーナリングABS、公道用3種類・サーキット用2種類のライディングモードなどを統合した、アプリリアの電子制御パッケージ・APRCのフルバージョンを搭載。またIMUを活かし、コーナーリング時の視認性を高めるベンディングライト機能まで備えている。

画像3: アプリリア「トゥオーノ660ファクトリー」の特徴

レーシーな「RS660」とは一味違った獰猛な印象の特徴的なネイキッドスタイルは、基本的にはスタンダードと共通。しかし、シングルシートフェアリングが標準装備され、ボディカラーもファクトリー専用の「ファクトリーダーク」となっている。

この「トゥオーノ660ファクトリー」の税込価格は145万2000円。受注は2022年4月25日から始まっていて、実際のデリバリーが開始されるのは6月下旬からと発表されている。

画像: 【公式動画】アプリリア 『TUONO 660 Factory』2022登場 www.youtube.com

【公式動画】アプリリア 『TUONO 660 Factory』2022登場

www.youtube.com

アプリリア「トゥオーノ660ファクトリー」の主なスペック

全長×全幅×全高1995×805×NAmm
ホイールベース1370mm
シート高820mm
車両重量181kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量659cc
ボア×ストローク81×63.93mm
圧縮比13.5
最高出力100HP/10500rpm
最大トルク6.83kg・m/8500rpm
変速機形式6速リターン
燃料タンク容量15L
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)φ320mmダブルディスク・φ220mmディスク

まとめ:小松信夫

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