モーターサイクルショーの楽しみは車両だけじゃない! 用品メーカー各社の新製品も会場では人気を集めています。3年ぶりの開催が実現した大阪モーターサイクルショーで、ヘルメット・メーカー各社が渾身のニューモデルを発表しました。現地に訪れた筆者が特に気になったモデルを一部ではありますが紹介します。
レポート:西野鉄兵/モデル:梅本まどか

SHOEI|ショウエイ

画像: SHOEI|ショウエイ

SHOEIブースは、順路を設けてヘルメットを大量展示。初日から終日大賑わいでした。新作のグラフィックモデルがめじろおしで来場者のみなさん、目をキラキラさせていましたよ。最大の注目は、これぞ未来のヘルメット「オプティクソン」。このモデルを中心に紹介します。


OPTICSON(オプティクソン・試作品)

画像: OPTICSON(オプティクソン・試作品)

ヘッドアップディスプレイ搭載モデルとして、今後販売を見据えている「オプティクソン」。スマホとBluetooth接続を行なうことで、シールド内のヘッドアップディスプレイにナビ情報などが表示されます。

多機能なヘルメットは近頃、海外製品を中心に日本でも手に入りますが、SHOEIが出すとなると話は別と考える方は多いでしょう。スタッフの方に話を伺ったところ、どうやらそう遠い先の話ではなく、意外と近い将来製品化できるかも……とのこと。その証拠といえるか分かりませんが、すでにカラーバリエーションまで用意されていました。

SHOEIは東京モーターサイクルショー2022にも出展予定です。「オプティクソン」体験コーナーも用意されているので、一足先に未来のヘルメット越しの風景をのぞいてみてはいかがでしょうか?

Kabuto|カブト

画像: Kabuto|カブト

機能性の高さと適度な価格で人気のカブト。近年はTEIJIN製の紫外線(UV)を99%・赤外線(IR)を74%カットする新シールドが話題です。このシールドと卓越したベンチレーション機能によって、抜群に涼しく感じるのも魅力のひとつ。そんなカブトは、人気のフルフェイス「エアロブレード5」をモデルチェンジ。「エアロブレード6」が世界初公開されました!


エアロブレード6

画像: 税込価格:39,600円(グラフィックモデルは42,900円) 2022年秋頃発売予定

税込価格:39,600円(グラフィックモデルは42,900円)
2022年秋頃発売予定

好評だったエアロブレード5の基本設計を踏襲しながら、マイナーチェンジ。TEIJIN製のシールドは機能をそのままに密閉性を高め、開閉のしやすさもアップしたとのこと。持ってみるとじつに軽く、軽量コンパクトというコンセプトは変わっていないことが分かりました。

発売予定時期は2022年秋頃。webオートバイでもいち早くテストしてみたいと思います!

WINS|ウインズジャパン

石川県金沢市に本拠地を構えるウインズジャパン。システムヘルメットの機能性や、軽量なカーボンモデルがとくに好評を得ているように感じます。今回は女性やお子様に嬉しいニュースがありました。これまで展開していなかった「S」「XS」サイズ用の帽体を新開発、人気の「AフォースRS」「GフォースSS」シリーズで採用されるそうです。

画像: Sサイズの「A-FORCE RS」 参考出品

Sサイズの「A-FORCE RS」
参考出品

画像: XSサイズの「G-FORCE SS」

XSサイズの「G-FORCE SS」

ZEUS|ゼウス

画像: ZEUS|ゼウス

南海部品が取り扱うゼウスのヘルメット。フルフェイスもジェットもインナーサンバイザーを装備しているものが多いのが特徴です。そして価格が非常に魅力的。今回は2022年4月下旬に発売予定だという新作「NAZ 916」が注目を集めていました。

NAZ 916

税込価格:13,970円

近年流行のクラシカルなオフロードスタイルを取り入れたフルフェイスモデル。オフロードバイクに乗っているライダーはもちろん、クルーザー系やトラディショナル系のライダーにも好まれています。

この製品のお値段は税込1万3970円! しかも取り外せるバイザーがセット。インナーバイザーは格納も可能です。機能とデザイン、価格まで魅力的なこの新作、瞬く間に普及しそう!

レポート:西野鉄兵/モデル:梅本まどか

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