多くのオンロードバイクに採用されているチューブレスタイヤは、パンクをしても応急処置を施せば、一時的に走行できるようになる。ツーリングに携行しやすいコンパクトなパンク修理キットと、その使い方を詳しく紹介しよう。
文:太田安治/写真:柴田直行
デイトナ「パンク修理キット」の特徴
初めてでも驚くほど簡単にパンク修理ができる
いつ遭遇しても不思議ではないトラブルがパンク。ゆえにソロツーリングのベテランは修理キットを持参していることが珍しくない。デイトナのパンク修理キットはオンロードモデルのほとんどが採用しているチューブレスタイヤ用で、穴を塞ぐ帯状のシール材とラバーセメント(接着剤)、専用工具、空気充填用エアボンベをセットにしたもの。
直径1.5mmの釘が刺さったスクーターのタイヤで試してみたが、作業自体は難しくないし、所要時間も30分程度。慣れれば15分ほどで作業できそうだ。
説明書によると、17インチタイヤの場合、付属のエアボンベ3本を使って入るのは120kpa程度ということだからガソリンスタンドなどでの補充は必須。修理後2週間が経過し、走行約200kmの段階で空気圧低下はないが、あくまでも応急修理なので改めてショップでチェックしてもらうこと忘れずに。
デイトナ「パンク修理キット」の使い方
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