文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)
※この記事は「ロレンス」で2022年2月27日に公開されたものを転載しています。
上も下も、「ウインドシールド」という名称で統一しています!?
後輪側にハブモーターを採用するCAKEのマッカシリーズは、EU圏では免許不要となる最高速25km/h版のマッカ・レンジと、要免許で最高速45km/h版のマッカ・フレックスの2タイプが用意されています。昨年秋にリリースされたマッカシリーズですが、初回生産分はすでに完売!! という人気ぶりであり、現在は2022年5月からデリバリーする分のオーダーを受付中・・・とのことです。
そんなマッカシリーズ用に先日新たに用意されたのが、マッカ・プリズムというウインドシールドです。雨風吹く日も使われることが多いコミューターや実用車にとって、ウインドシールド(スクリーン)やレッグシールドの存在はユーザーにとっては文字どおり? 骨身にしみるほど有難い装備ですが、マッカ・プリズムはバリエーション豊かなカラー展開をしている・・・ところが最大の特徴です。
一般にウインドシールドはクリア仕上げ、そしてレッグシールドは白または車体と同色・・・という例が多いですが、マッカ・プリズムはクリア以外はトランスルーセント(半透明)仕上げで、クリアのほかグレー、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、パープル、イエローの合計8色を用意しています。
油脂類をあまり使わないという2EVならではの特徴に着目し、クリアおよびトランスルーセントなウインドシールドを採用しても、雨の水分と泥汚れを拭き落とす程度でメンテナンスは大丈夫・・・という考えでマッカ・プリズムは企画されたのではないでしょうか? 見てのとおりとてもフラットな形状のウインドシールドですから、実際掃除するのは簡単な気がします。
防風という機能が最優先され、デザイン性については二の次・・・ってカンジの製品が多いのがウインドシールドという部品ですが、マッカ・プリズムはマッカをよりオシャレに仕上げるパーツとしてもデザインされているのがとてもユニークです。
アナタはどの色の組み合わせが好みですか?
なおマッカ・プリズムの価格は280ドル≒3万2,350円で、キット内容は上下のウインドシールドと6061アルミ合金製のブラケット・・・になっています。
鉄板コーデ術? としては、上下とも同じ色のウインドシールドをセレクトする・・・ということになるのでしょうが、上側8色、下側8色から上下異なる色を選んで、自分好みのコーディネートを楽しむことも可能です。選べる組み合わせは、はっぱろくじゅうし・・・8x8=64とおりになります。
ともあれマッカシリーズに関心があり、近い将来に購入したいなぁと考えている人には、マッカ・プリズムの登場によってさらにマッカシリーズを選ぶ楽しみが増えたわけですね!
文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)