先進技術をこれでもかと搭載しフルモデルチェンジが行われたヤマハ・NMAX125を、片道30kmの通勤路のみに使用し、その新時代を予感させる乗り心地に触れたいと思う。
文:山口銀次郎/写真:柴田直行

ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

フェイスデザイン・ヘッドライト

フロントマスクを大きく覆うスクリーンは、整流効果をもたらすショート丈となる。特徴的なフェイスマスクを演出する、ロービームが上の4灯、ハイビームが下の2灯といった配置となる全6灯ヘッドライトまわり。サイドパネルにウインカーをセット。


フロントブレーキ

Φ230mmのディスクと片押し1ポットキャリパーとの組み合わせとなるフロントブレーキ。従来型より軽量化を果たした、新デザインの13インチホイールを採用。独立したABSを装備。


画像1: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

リアブレーキ

低速域から高速域までコントロール性豊かなΦ230mmディスクと片押し1ポットキャリパーの組み合わせのリアブレーキシステム。


リアサスペンション

快適な乗り心地を提供する新フレームにマッチさせるリアサスペンションは、2段階のイニシャルアジャスターを装備する。


画像2: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

エンジン

水冷4ストSOHC4バルブ124ccの“ブルーコア”エンジン搭載。可変バルブシステムやアイドリングストップシステムを採用。


画像3: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

フロントポケットまわり

鍵の抜き差しを必要しないスマートキーシステムを採用。ノブ式のメインスイッチで、ハンドルロック解除、シートロック解除、フューエルリッドのロック解除が行える。フロントインナーカバー右側にはフタ付きの小物入れを、左側には12VのDCジャックを備える600mlペットボトルも収納可能な小物入れをそれぞれ配置。


画像4: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

給油口

左右のフットボードの間には、フューエルリッドを持つ燃料給油口を配置。給油口上面には、取り外し式のスクリュータイプキャップが置けるスペースが確保されている。燃料タンク容量は7.1L。


画像5: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

ハンドル

ハンドル周辺は音叉マークをセンターにあしらったカバーパーツを装備し、ボディとの一体感を生む高級感のある仕上がりとなる。


画像6: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

メーター

多機能メーターは液晶画面とインジケーターランプとの組み合わせとなる。スマホと連携した表示もさりげなくされる。


画像7: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

フットボード

フットボードは水平な面と、緩やかな角度で立ち上がる面の半々で構成される。足置きはクラストップレベルでゆったりしたものとなる。


画像8: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

シート

一見薄いシートは、必要にして十分なクッション性を確保する。タンデムシート上面とほぼフラットな高さに、グルリと後方を取り囲む様にカバーするタンデムバーを装備する。


画像9: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

シート下収納スペース

シート下収納スペースの容量は約23Lを確保し、大きなバイザーのないフルフェイスヘルメットなら収納可能となっている。


足つき性

シート高:765mm
ライダーの身長:178cm

フロントシートの前寄り後ろ寄りどちらの座り位置でも、多少膝の曲がりに変化があるものの、足つき性は大きく変わらない。


画像10: ヤマハ新型「NMAX」各部装備・ディテール解説

テールまわり

テールまわりは、クリアレンズ内にテールランプ&ウインカーを配置する。LED導光帯が意匠に凝ったデザインのアクセントとなる。

ヤマハ新型「NMAX」の主なスペック・価格

全長×全幅×全高1935×740×1160mm
ホイールベース1340mm
最低地上高135mm
シート高765mm
車両重量131kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク52.0×58.7mm
圧縮比11.2
最高出力9.0kW(12PS)/8000rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/6000rpm
燃料タンク容量7.1L
変速機形式Vベルト無段変速
キャスター角26゜30′
トレール量100mm
タイヤサイズ(前・後)110/70-13M/C 48P・130/70-13M/C 63P
ブレーキ形式(前・後)Φ230mmシングルディスク・Φ230mmシングルディスク
メーカー希望小売価格36万8500円(消費税10%込)

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