これまで巡った神社の数は1万数千社の佐々木優太が、毎回バイク好きのゲストをお迎えして目的の神社へと一緒に走るこの連載。今回ご登場いただいたのは、俳優の板橋駿谷さん。大河ドラマ『青天を衝け』をはじめ、数々のドラマや映画で活躍する板橋さんの願いにピッタリの神社へご案内します!
まとめ:斎藤ハルコ/写真:井上 演/ゲスト:板橋駿谷
※この記事は月刊『オートバイ』2021年9月号に掲載したものを再編集しております。

板橋駿谷×佐々木優太 開運ツーリングトーク

画像: 板橋駿谷:もう絶対結婚するし、世界にも行きますよ 佐々木優太:こんなに喜んで頂けてソムったかいあります!

板橋駿谷:もう絶対結婚するし、世界にも行きますよ
佐々木優太:こんなに喜んで頂けてソムったかいあります!

バイクも神社も楽しめてテンションもマックスに!

板橋駿谷(以下板橋) 今回、この企画に誘っていただいて、事前に神社の名前を聞いた時に「あれ? これって大学時代にしょっちゅう行ってた神社じゃないか?」って驚いたんですよ。
佐々木優太(以下佐々木) 板橋さんに合うと思ってお選びした神社なので、実際にご縁があって良かったです。

板橋 大学1年、2年と所沢のキャンパスに通ってたから、航空公園駅の近くに住んでたんです。所澤神明社の裏手に友達が住んでて、そいつの家にいつも入り浸ってました。境内を通ってそいつの家に行ってたし、しょっちゅう境内で話し込んでたのに、その頃は神社の名前もわかってなかったんですね。
佐々木 あまりに身近すぎて逆に知らないってありますよね。

画像1: 板橋駿谷×佐々木優太 開運ツーリングトーク

板橋 恋愛相談とかも、いつもこの神社で聞いてもらってたんですよ。
佐々木 出た! 好きな女の子の話が5分に1回出てきますよね(笑)。走ってても、信号待ちのたび話が出て。

板橋 だって本当にその子とはいろいろあったんですよ!(笑) 俺が大学入ってすぐひと目惚れした女の子で、3~4か月ほぼ毎日ずっと告白し続けて、なんとか口説き落としたんです。
佐々木 ちなみに、バイクの免許を取ったのも大学生の時ですか?

板橋 乗り物歴の始まりはバギーなんです。大学1年の時に、先輩に「お前、おもしろいからバギー乗れよ」とそそのかされて。真っ青のバギーに、アフロヘアでこの辺を走ってました。
佐々木 その目立ちぶりは17年前、この辺りで「バギーの人」と呼ばれてた可能性が高いですね(笑)。

板橋 バギーは原付だったので、二輪免許を取ったのは20歳を越えてたからでした。その後、友達からカワサキのDトラッカーを譲ってもらって。いちど福島の実家までDトラで帰ろうとしたんですけど、とにかくお尻が痛くなるバイクで、茨城の古河の手前で限界が来ちゃったんですよ(笑)。もうお尻が壊れる、このままじゃ病気になる! って、古河の実家に住む友達に電話して泊めてもらって。結局、福島まではたどり着けなかったですね。

佐々木 ルート的には全体の1/3くらいが限界だったと(笑)。今はバイクに乗られてないそうですが、その理由はお仕事なんですよね。どんどんドラマや映画の仕事でスケジュールが埋まってくから、万が一でも影響が出たらいけないと、事務所からプライベートのバイクNGを出されてるとか。今日も「仕事だから」大手を振ってバイクに乗れたそうですが、高速を走ってる間も、バックミラーで板橋さんを見るとず~っと笑ってましたね(笑)。

画像2: 板橋駿谷×佐々木優太 開運ツーリングトーク

板橋 バイクに乗るのが8年ぶりだったんですよ。こんなにも風や匂いをダイレクトに感じることができるんだと思ったら、嬉しくなっちゃって。
佐々木 MT-03はいかがでしたか?

板橋 すごい乗りやすくてびっくりしました。今までツーリング向けのバイクに乗ったことがなくて、見た目も格好良いからリクエストしたんですが、本当に気持ち良くて。無事にもっと大物になれた時には、また自分のバイクが欲しいと思いました。
佐々木 目標は世界進出ですもんね。ただ、むしろ今は結婚願望の方が強いみたいな話もされていましたが…。

板橋 どっちかって言ったら、今はそうです!(笑) だってもう俺、37歳じゃないですか。佐々木さんはご結婚されてるんですよね?
佐々木 してます、してます。

板橋 俺もそろそろ守るものを持ちたいんですよ! 1人で家に帰って「ああ疲れた」とか、「洗濯物たたまなきゃ」とか考えるのもういやだもん。家事をやって欲しいんじゃなくて、「ただいま」「おかえり」を言い合いたいんです。
佐々木 それは神社よりもっといいところを紹介しますから、そこに登録した方が話が早いと思います(笑)。

板橋 いや、そこを参拝で叶えたいんですよ! やはり役者として世界に羽ばたけるかどうかは、自分の頑張り次第。だから最後のひと押しを応援してくれって気持ちですけど、恋愛に関してはどれだけ努力しても無理なもんは無理じゃないですか(笑)。いま本当に何もないので、それこそ神様に縁を結んでいただかないとダメなんです!
佐々木 そんな板橋さんに合わせて今回はソムってみましたが、いかがでしたか? しれっと言いましたが、「ソムる」は僕の造語でございます(笑)。

板橋 世界進出を頑張るのはもちろん、俺、今年結婚できる! って思いました(笑)。こんなに俺に合った神社に連れてってくれて、何もかも説明してくれて、今まで知らなかった神社のことを知れるのが最高に面白かったです! バリバリにテンションが上がりました。もともと神社は好きだけど、やっぱり自分で調べるとなると、何から調べていいかわからないんですよ。だから優太さんが自分の持つ豊富な知識を、俺に合わせて噛み砕いて、わかりやすい言葉に変えて説明してくれたことが嬉しくて。これは神社ソムリエが仕事になるわ、と感動しました。
佐々木 めちゃくちゃ嬉しいです。

板橋 神様の由来とか、すごい入り組んでるじゃないですか。それをこれだけわかりやすく伝えられるって、今まで伝わらなかった経験も何度もされてきたからだと思うんです。人に伝えるために自分の中で言葉を精査して、磨いて磨いてきたから、いまこれだけ神社について伝えられるんだろうなと。
佐々木 ありがとうございます! 研磨して研磨して、大吟醸の言葉で神社を伝えさせてもらってます。

板橋 本当に美味しかったです。口当たりが最高の開運ツーリングでした!
佐々木 神社ソムリエとして、最高の褒め言葉をいただきました!

画像3: 板橋駿谷×佐々木優太 開運ツーリングトーク

まとめ:斎藤ハルコ/写真:井上演/ゲスト:板橋駿谷
※この記事は月刊『オートバイ』2021年9月号に掲載したものを再編集しております。

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