イタリアの名門・MVアグスタと言えば、本格ロードスポーツを思い浮かべる人も多いと思いますが、なんと! EICMA2021では、本格アドベンチャーマシン2機種を発表したのです!その生い立ちには、同社がたどってきた歴史も絡んでいます…まずはそのマシンをじっくり見てみましょう!

ラッキーエクスプローラープロジェクトは「5.5」「9.5」の2機種

画像: MV Agusta LUCKY EXPLORER PROJECT 5.5 総排気量:554cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:860mm 乾燥重量:220kg

MV Agusta LUCKY EXPLORER PROJECT 5.5

総排気量:554cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:860mm
乾燥重量:220kg

まず最初に紹介するのは「ラッキーエクスプローラープロジェクト5.5」。その数字が示すように、554ccのDOHCツインエンジンを持つ本格アドベンチャーモデルです。

画像1: ラッキーエクスプローラープロジェクトは「5.5」「9.5」の2機種

このイメージスケッチを見れば、オフロードルックのシティコミューターではなく、オンオフ両方を楽しめる本格的なモデルを狙っていることがうかがえます。

画像2: ラッキーエクスプローラープロジェクトは「5.5」「9.5」の2機種

47.6PSを発揮する554ccのDOHCツインはまったくの新開発。これをトレリスフレームに搭載、タイヤはフロント19インチ、リア17インチで、アドベンチャーとしては、オンもオフもこなせるオールラウンド志向ではないかと思われます。

画像3: ラッキーエクスプローラープロジェクトは「5.5」「9.5」の2機種
画像4: ラッキーエクスプローラープロジェクトは「5.5」「9.5」の2機種

サスペンションはKYB製で、車重は220kg。シート高は860mmと少し高めですが、アドベンチャーとして見れば標準的。メーターは5インチのカラーTFTで、MVアグスタのアプリを介してコネクトすれば、ターンバイターン式のナビゲーションも提供してくれるという最新のものです。

MVアグスタ「ラッキーエクスプローラープロジェクト5.5」の主なスペック

全長×全幅2220×915mm
ホイールベース1505mm
最低地上高210mm
シート高860mm
乾燥重量220kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量554cc
ボア×ストローク70.5×71mm
圧縮比11.5
最高出力35kW(≒47.5PS)/7500rpm
最大トルク51N・m(5.19kgm)/5500rpm
燃料タンク容量20L
変速機形式6速リターン
トレール量114mm
タイヤサイズ(前・後)100/80ZR19・150/70ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ260mmシングルディスク

This article is a sponsored article by
''.