バイクやクルマでとくに汚れやすいホイール。通常の洗車用シャンプーを使っても上手く汚れを落としきれない場合も多い。この記事では、シュアラスターの製品を使いながら、バイクのホイールのセルフ洗浄&コーティング方法を紹介する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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シュアラスター「ホイールクリーナー」&「ホイールコーティング」|テスト&レポート

SurLuster ホイールクリーナー

税込価格:1650円

アルミ地や塗装面への攻撃性がほとんどない弱アルカリ性。400ml容量なので1本あれば大型オートバイの前後ホイール5セット程度は施工できる。

洗浄+コーティングでホイールを完全ケア!

オートバイの汚れを効率的に落としてくれるのが洗車用シャンプー。車体全体に使えて手軽だが、ホイールの汚れに対しては今ひとつ効果が弱いと感じるのではないだろうか。

ホイールの汚れはホコリや泥のほかに、ブレーキ時の摩擦力でローター(ディスクまたはプレートとも呼ぶ)とパッドが削れて粉状になったブレーキダストが混じり合ったもの。さらにリアホイールには飛散したチェーンオイルも付着する。

ブレーキダストは金属粉を含むためホイールの塗装面に刺さりやすく、放置すると錆が発生してホイール全体にダメージを与える。ダスト除去には酸性のケミカル剤が有効だが、塗装を変色させることがあり、日常的なケアにはあまりお勧めできない。

シュアラスターのホイールクリーナーは塗装面、アルミ地肌の傷つきと変色を起こしにくい研磨剤不使用の弱アルカリ性で、油汚れが落としやすいことも特徴。スプレーすると泡状に広がり、スポーク部の凹面にも入り込んで汚れを浮き上がらせる。

本来は自動車用のため専用スポンジブラシが付属しているが、オートバイに使う場合は柔らかめのナイロンブラシかマイクロファイバークロスを使うと作業しやすい。

スプレー後、3~5分待ってから水で洗い流し、タオルで水分を拭き取れば作業終了。リムの左側のこびりついたチェーンオイルの汚れも2回洗えば完全に落ちた。

SurLuster ホイールコーティング

税込価格:2596円

アルミホイール、スチールホイールの両方に使える。100ml容量で、試した限りでは大型オートバイ2~3セット分に施工できそうだ。

続けて試したのがホイールコーティング。施工はホイールクリーナーで洗浄後にホイール全体にスプレーし、付属のクロスで薄く塗り伸ばしてから余分な液を拭き取るだけ。1時間ほど待てば皮膜が形成される。

「反応型ケイ素化合物と特殊シリコーンレジン、硬化剤が高密度で強固な皮膜を形成し、ブレーキダストのこびりつき汚れなどからホイールを保護する」が謳い文句だが、確かにブレーキダストのこびりつきは激減し、うっすらホイールに付着したダストも水シャワーを掛けるか、撫でるようにウエスで拭くだけきれいになる。さすがにチェーンオイルはある程度付着するが、コーティングが効いていることでホイールクリーナーでも台所用中性洗剤でも簡単に落ちるので、以降の洗車時間と労力は間違いなく減る。

最近は白や赤、青、黄色などの鮮やかな色で塗装したホイールが増えているだけに、汚れ落としとコーティングの重要性は増している。業務用のケミカル剤は強力な効果と引き換えに扱いが難しいから、DIYケアにはこの製品をおすすめする。

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【使い方の手順】

画像: ① 作業前のリアホイール。雨中走行後なので全体に泥汚れがあり、ホイール右側にはブレーキダスト、左側にはチェーンオイルが点々とこびりついていた。

作業前のリアホイール。雨中走行後なので全体に泥汚れがあり、ホイール右側にはブレーキダスト、左側にはチェーンオイルが点々とこびりついていた。

画像: ② 泥汚れをザッと水で洗い流してからホイール全体にスプレー。スポーク部の凹面、ホイールハブ部分までまんべんなく吹き付ける。

泥汚れをザッと水で洗い流してからホイール全体にスプレー。スポーク部の凹面、ホイールハブ部分までまんべんなく吹き付ける。

画像: ③ スプレー後、乾燥してしまう前にこびりついた汚れを付属のスポンジや毛足の柔らかいブラシなどで擦り落とす。

スプレー後、乾燥してしまう前にこびりついた汚れを付属のスポンジや毛足の柔らかいブラシなどで擦り落とす。

画像: ④ クリーナーをしっかり水で洗い流す。ホイールを回転させながらたっぷりの水を掛けて作業し、洗剤を完全に洗い流すことがポイント。

クリーナーをしっかり水で洗い流す。ホイールを回転させながらたっぷりの水を掛けて作業し、洗剤を完全に洗い流すことがポイント。

画像: ⑤ コーティングはタイヤやディスクローターに付着しないように注意しながらリム部分にスプレーし、クロスで薄く塗り伸ばす。コーティング剤が付着したクロスでそのままスポーク部分を拭くと作業効率がいい。

コーティングはタイヤやディスクローターに付着しないように注意しながらリム部分にスプレーし、クロスで薄く塗り伸ばす。コーティング剤が付着したクロスでそのままスポーク部分を拭くと作業効率がいい。

画像: ⑥ 施工完了! 乾燥するとツルツルに仕上がり、ブレーキダストの付着を防いでくれる。効果の持続性を考えると、コーティング頻度は洗車3回につき1回といったところ。

施工完了! 乾燥するとツルツルに仕上がり、ブレーキダストの付着を防いでくれる。効果の持続性を考えると、コーティング頻度は洗車3回につき1回といったところ。

画像: ホイールの洗車方法を解説|シュアラスターの2製品を使えば洗浄&コーティングができる!

テスター太田安治の欲張りリクエスト

泡状に広がる『ホイールクリーナー』は垂直面でも液ダレしにくく、凹面にも入り込むので使いやすい。ブレーキダストの除去能力も洗車の延長作業にはちょうどいい。『ホイールコーティング』は仕上がりがギラ付かず、マット調塗装の質感も保たれる。ただしオートバイのホイールにはディスクローターやスプロケットが付いているので、拡散するスプレーよりも刷毛で塗り伸ばすタイプの方がロスが出にくいかも。

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文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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