50ccからスタートして普通二輪、そしてビッグバイクへの階段を上る……というのは一般的なオートバイ好きの流れだろう。そしてオートバイ歴が30年を数える頃にひとは「上がりのオートバイ」を考え始める。Zなのか、カタナなのか、CBなのか。いや、そこでオートバイ乗りはシングルやツインに帰るのかもしれない。
文/中村浩史/撮影:松川 忍/車両協力:ブルドッカータゴス

ブルドッカ—タゴス「SPORTSTER XL883R」各部装備・ディテール解説

画像: 883をベースにBuellのシリンダーヘッドを使用して、排気量は1250cc、6速ミッションも組み込まれたスペシャルスポーツスター。キャブレターはケーヒンFCRΦ41mmで、この撮影の後にサイレンサーをブルドッグ製チタンに換装。まだまだ進化は続く。

883をベースにBuellのシリンダーヘッドを使用して、排気量は1250cc、6速ミッションも組み込まれたスペシャルスポーツスター。キャブレターはケーヒンFCRΦ41mmで、この撮影の後にサイレンサーをブルドッグ製チタンに換装。まだまだ進化は続く。

画像: マフラーはブルドッカータゴスオリジナルの2in1テールアップタイプ。スポーツスターにこういうシルエットは珍しいが、これぞスポーツバイク! 現在は絶版タイプ。

マフラーはブルドッカータゴスオリジナルの2in1テールアップタイプ。スポーツスターにこういうシルエットは珍しいが、これぞスポーツバイク! 現在は絶版タイプ。

フロントフォークはΦ43mmのハイパープロ製正立、ホイールはGLIDEとアクティブ製品の組み合わせ。タイヤはメッツラーロードテックラジアルでサイズは110/80R19。

画像: GLIDE製ホイールにブレンボ4ポッドは、まるで国産スーパースポーツ。ABSもトラクションコントロールもついていないスポーツ車だ。

GLIDE製ホイールにブレンボ4ポッドは、まるで国産スーパースポーツ。ABSもトラクションコントロールもついていないスポーツ車だ。

画像: サスペンションは前後ともハイパープロ製。ホイールはGLIDEの前19/後16インチで、キャリパーもブレンボと、国産スポーツバイクのセオリーを踏襲している。

サスペンションは前後ともハイパープロ製。ホイールはGLIDEの前19/後16インチで、キャリパーもブレンボと、国産スポーツバイクのセオリーを踏襲している。

画像1: ブルドッカ—タゴス「SPORTSTER XL883R」各部装備・ディテール解説
画像: タコメーターを追加してダブルとして、ヘッドライト高さもちょっとだけ上げている。「まずはカッコよくなきゃ」が田子さんの口グセ。

タコメーターを追加してダブルとして、ヘッドライト高さもちょっとだけ上げている。「まずはカッコよくなきゃ」が田子さんの口グセ。

画像: ベースは02年型のXL883R。たまたま手に入れた車両だったが、後にスポーツスターを多数てがけてみて、2003年以前に販売された、リジッドマウントの型が好みだという。

ベースは02年型のXL883R。たまたま手に入れた車両だったが、後にスポーツスターを多数てがけてみて、2003年以前に販売された、リジッドマウントの型が好みだという。

画像: 以前はトラッカー風シートも使用していたが、いくつかのシートを試してみて、結局ノーマルに戻ったのだそう。スポーツランはもちろん、ロングランもする田子さんらしい選択。

以前はトラッカー風シートも使用していたが、いくつかのシートを試してみて、結局ノーマルに戻ったのだそう。スポーツランはもちろん、ロングランもする田子さんらしい選択。


ブルドッカータゴス

群馬県伊勢崎市戸谷塚町42‐1

画像2: ブルドッカ—タゴス「SPORTSTER XL883R」各部装備・ディテール解説

伊勢崎に店を構えるタゴスだが、ここからバイクで30分も走れば群馬の名ワインディング、赤城山に到達。こういう立地のショップは「走れる」バイクがよく集う。

画像5: 【コラム】オートバイ乗りが帰る場所|「上がりのバイク」をスポーツスターに乗って考える
画像6: 【コラム】オートバイ乗りが帰る場所|「上がりのバイク」をスポーツスターに乗って考える

文/中村浩史/撮影:松川 忍/車両協力:ブルドッカータゴス

This article is a sponsored article by
''.