カワサキ Z650 B1(1976年)
![画像1: カワサキZ650の〈ザッパー〉とは? 新型車「Z650RS」の登場で注目を浴びる往年の名車を紹介【バイクの歴史】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/aec303a5c8ec8f9fd166b68d6d8310eb22df6d07_xlarge.jpg)
![画像2: カワサキZ650の〈ザッパー〉とは? 新型車「Z650RS」の登場で注目を浴びる往年の名車を紹介【バイクの歴史】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/ba8afc19f9fe3b59ca0be5bd8deffe7ba2bbf7ee_xlarge.jpg)
開発コードは「サーロインステーキ」、愛称は「ザッパー」
Z1(日本国内はZ2)の弟分として登場。Z1/Z2のライバルである、ホンダのCB750Fourに対抗するため、扱いやすい軽量な車体、軽快な走り、手頃な価格を目指して開発された。開発コードはZ1の「ニューヨークステーキ」になぞらえた「サーロインステーキ」。新開発の空冷4気筒エンジンは一体型クランクシャフトやチェーン方式の一次駆動など、コンパクトな設計が特徴で、後に750化され、Z750FX、GPZ750といった名車たちに受け継がれた。その俊敏な走りから、風を切る擬音「ZAP」に由来する愛称「ザッパー」と呼ばれたという説が有力だ。
カワサキ Z650 B2(1978年)
![画像: カワサキ Z650 B2(1978年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/653895e1fe0d3975d06c3036a4991e6337d78f86_xlarge.jpg)
基本構成はB1と同じだが、フロントキャリパーの位置変更や、ピボットのニードルベアリングなど、各部の熟成が図られた。
カワサキ Z650 LTD CUP(1978年)
![画像: カワサキ Z650 LTD CUP(1978年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/a901e662e5bd8a841064b55ef87494b54c9abf04_xlarge.jpg)
ドイツで200台が限定発売されたカフェレーサー。燃料タンクは22Lに増量され、大型フェアリング、シングルシートカバーも装備。
カワサキ Z650 LTD(1979年)
![画像: カワサキ Z650 LTD(1979年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/e4724c3253d163bacb73009d3c69fe543d2320d2_xlarge.jpg)
テールカウルを廃し、段付きシートと高めのハンドルを採用したアメリカンスタイルのモデル。輸出仕様は「SR」の名で呼ばれる。
カワサキ Z650 C(1980年)
![画像: カワサキ Z650 C(1980年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/5f0085e37956f0b5e0c210599424f52e930eb5a0_xlarge.jpg)
Z650の国内販売は1979年に終了、以降は輸出専用モデルとなる。その最初のモデル・C型は前後キャストホイールを標準装備。
カワサキ Z650 F(1980年)
![画像: カワサキ Z650 F(1980年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/e1e288c60ea3a7e86a25bb083d4a3768abd14dcf_xlarge.jpg)
主に北米をターゲットとしたモデルで、扱いやすさと低価格で人気を博した。ブレーキは後年トリプルディスク化されている。
カワサキ Z650 F(1983年)
![画像: カワサキ Z650 F(1983年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/20/9ed62a6e382b46c77d17b54e931ff07ecdee33e4_xlarge.jpg)
最終モデル。ブラック仕上げのシリンダーやグラフィック、サイドカバーのロゴなどに、後継機のZ750FXにつながる流れを感じさせる。
まとめ:オートバイ編集部