まとめ：オートバイ編集部
第1位
ホンダ「クロスカブ50」
Honda CROSS CUB 50
総排気量：49cc
エンジン形式：空冷4ストOHC単気筒
シート高：740mm
車両重量：100kg
税込価格：29万7000円
遊びゴコロあふれるコンセプトが大人気！
125ccを中心とする原付二種モデルへの注目の高まりや、強力なライバルである電動アシスト自転車の普及、そして自動車界全体の電動化へ向けたさまざまな動向などによって、最も親しみやすい足として愛され続けてきた原付一種、排気量50cc以下のオートバイやスクーターは岐路に立たされている。
そんな中にあって、貴重な50ccのファンバイクとしてラインナップされているクロスカブ50が、今年も当ランキングで首位となり、見事に4連覇を達成した。
実用性、信頼性、完成度は申し分なしなスーパーカブ50をベースに、「遊べるカブ」として根強い人気の兄貴分・クロスカブ110譲りの丸型LEDヘッドライトとタフなイメージのライトガード、軽快な雰囲気のカットレッグなどを装着。ホイールを前後14インチ化、小回りの効く走りを実現したのは50ならでは。
小さくても個性あふれる存在として、クロスカブ50は今後も注目されていくだろう。
スーパーカブの基本構成をもとに、遊び心あふれるディテールをプラス。レッグシールドレスでより軽快でアクティブなイメージに変身。
街中から自然の中まで、幅広いシーンでの使い方にマッチするアウトドアグッズ的なイメージのクロスオーバースタイルだ。
エンジンは伝統的な空冷・水平シリンダーだが、2段クラッチの採用など最新スペックで、軽快な走り、高い実用性、優れた燃費も実現。
長く伸びるマフラーにはメッキ仕上げのヒートガードを装備することで、クラシカルでスポーティなイメージとされた。
スタンダードなスーパーカブと同じLEDヘッドライトだが、独立したケースとスチールパイプ製のヘッドライトガードで無骨な雰囲気を演出。
視認性にこだわった大型アナログメーター。パネルにはカモフラージュ柄があしわれ、アウトドアテイストを感じさせる。
主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 1840×720×1050mm |
| ホイールベース | 1225mm |
| 最低地上高 | 131mm |
| シート高 | 740mm |
| 車両重量 | 100kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
| 総排気量 | 49cc |
| ボア×ストローク | 37.8×44.0mm |
| 圧縮比 | 10.0 |
| 最高出力 | 2.7kW（3.7PS）/7500rpm |
| 最大トルク | 3.8N・m（0.39kgf・m）/5500rpm |
| 燃料タンク容量 | 4.3L |
| 変速機形式 | 4速リターン |
| キャスター角 | 26° 30´ |
| トレール量 | 57mm |
| タイヤサイズ（前・後） | 70/100-14・80/100-14 |
| ブレーキ形式（前・後） | ドラム・ドラム |
| メーカー希望小売価格 | 29万7000万円（消費税10％込） |
原付一種50ccクラスBEST10
| 順位 | メーカー | 車名 | POINT |
| 1 | Honda | CROSS CUB 50 | 7553 |
| 2 | Honda | Super Cub 50 | 6667 |
| 3 | YAMAHA | Vino | 1962 |
| 4 | YAMAHA | JOG | 1709 |
| 5 | YAMAHA | E-Vino | 1624 |
| 6 | SUZUKI | ADDRESS V50 | 1097 |
| 7 | Honda | Super Cub 50 PRO | 612 |
| 8 | Honda | GYRO CANOPY | 591 |
| 9 | Honda | GIORNO | 528 |
| 10 | Honda | Dunk | 506 |
まとめ：オートバイ編集部
※このランキングは、月刊『オートバイ』2021年10月号で発表したものになります（投票期間は2021年6月1日～8月10日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました）。
