2000年代終盤から、アジア、欧州で販売するさまざまなカテゴリーのグローバルモデルが国内導入されている250ccのクラス。性能と価格の好バランスに加え、手頃な価格、車検がないことも手伝って、近年非常に盛り上がっているクラスだ。
まとめ:オートバイ編集部

諸元の並び順
 
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後

第10位

スズキ「ジクサー250」

画像: SUZUKI GIXXER250 ●油冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9000rpm●2.2kg-m/7300rpm●154kg●800mm●12L●110/70R17・150/60R17 税込価格:44万8800円

SUZUKI GIXXER250

●油冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9000rpm●2.2kg-m/7300rpm●154kg●800mm●12L●110/70R17・150/60R17

税込価格:44万8800円

軽快な油冷ネイキッド

当ランキングで10位となったのはジクサー250。ジクサーSF250の兄弟モデルで、こちらはカウルレスのネイキッド仕様。昨年のランキングでは10位だったが、今年もそのままの順位をキープ。SF250より4kg軽量で俊敏なフットワークが自慢の1台だ。価格も3万3000円安価に設定されているのにも注目したい。

第9位

ホンダ「CB250R」

画像: Honda CB250R ●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●27PS/9000rpm●2.3kg-m/8000rpm●144kg●795mm●10L●110/70R17・150/60R17 税込価格:56万4300円

Honda CB250R

●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●27PS/9000rpm●2.3kg-m/8000rpm●144kg●795mm●10L●110/70R17・150/60R17

税込価格:56万4300円

足つき向上で優しく進化

新世代CBシリーズの250ccバージョン・CB250R。昨年はランク外だったが、今年は9位となった。シリーズ共通のモダンなカフェレーサールックの魅力に加えて、スリムさ、軽量さを活かした軽快な走りが魅力。2019年には足つきを向上させるなど、扱いやすさに更なる磨きをかけている。

第8位

スズキ「GSX250R / ABS」

画像: SUZUKI GSX250R / ABS ●水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒●248cc●24PS/8000rpm●2.2kg-m/6500rpm●178(ABSは181)kg●790mm●15L●110/80-17・140/70-17 税込価格 ABS仕様トリトンブルーメタリック:58万1900円 ASB仕様STDカラー:56万9800円 STD仕様トリトンブルーメタリック:54万8900円 STD仕様STDカラー:53万6800円

SUZUKI GSX250R / ABS

●水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒●248cc●24PS/8000rpm●2.2kg-m/6500rpm●178(ABSは181)kg●790mm●15L●110/80-17・140/70-17

税込価格
ABS仕様トリトンブルーメタリック:58万1900円
ASB仕様STDカラー:56万9800円
STD仕様トリトンブルーメタリック:54万8900円
STD仕様STDカラー:53万6800円

2気筒ならではの滑らかな走り

250ccフルカウルスポーツの人気が高まる中、GSX250Rは独自の路線を採用。スタイリングはライバルたち同様にレーシーだが、走りの面では高性能だけを追求せずフレンドリーさも重視、2気筒エンジンの滑らかさを楽しめる仕上がりとしている。昨年はランク外だったが、今年8位に返り咲いている。

第7位

ヤマハ「YZF-R25 ABS」

画像: YAMAHA YZF-R25 ABS ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●35PS/12000rpm●2.3kg-m/10000rpm●170kg●780mm●14L●110/70-17・140/70-17 税込価格:65万4500円

YAMAHA YZF-R25 ABS

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●35PS/12000rpm●2.3kg-m/10000rpm●170kg●780mm●14L●110/70-17・140/70-17

税込価格:65万4500円

日常域も楽しいスポーツモデル

ヤマハのスーパースポーツ・YZF-Rシリーズの中でも、親しみやすくレーシーな250ccモデルであるYZF-R25。2014年のデビュー以来、2019年のモデルチェンジを経ながら、日常的にライディングを楽しめるスーパスポーツとして安定した人気をキープ。昨年は250クラス9位だったが、今年は7位にランクアップした。

第6位

スズキ「ジクサーSF250」

画像: SUZUKI GIXXER SF 250 ●油冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9000rpm●2.2kg-m/7300rpm●158kg●800mm●12L●110/70R17・150/60R17 税込価格:48万1800円

SUZUKI GIXXER SF 250

●油冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9000rpm●2.2kg-m/7300rpm●158kg●800mm●12L●110/70R17・150/60R17

税込価格:48万1800円

フルカウル装備の油冷スポーツ

コンパクトで力強い油冷単気筒エンジン、軽快な乗り味と個性的なフルカウルスタイル、そしてリーズナブルな価格設定の新鋭250スポーツとして注目を集めたジクサーSF250は、デビューした昨年も2位タイとなっていた。しかし2位以下が混戦となった今年は、6位にまで順位を落としてしまっている。

第5位

ヤマハ「セロー ファイナルエディション」

画像: YAMAHA SEROW FINAL EDITION ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●249cc●20PS/7500rpm●2.1kg-m/6000rpm●133kg●830mm●9.3L●2.75-21・120/80-18 税込価格:58万8500円

YAMAHA SEROW FINAL EDITION

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●249cc●20PS/7500rpm●2.1kg-m/6000rpm●133kg●830mm●9.3L●2.75-21・120/80-18

税込価格:58万8500円

名残惜しいファイナルモデル

昨年の250クラスではセロー250が7位となっていたが、生産終了となっていながらもその人気はまだまだ根強く、今年はファイナルエディションへのポイントが集まって、最終的に5位にランクイン。持ち前のフレンドリーなオフロード車としての魅力が、生産終了のニュースを機に改めて見直された結果と言えるだろう。

第4位

ホンダ「CBR250RR」

画像: Honda CBR250RR ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●41PS/13000rpm●2.5kg-m/11000rpm●168kg●790mm●14L●110/70R17・140/70R17 税込価格 STDカラー:82万1700円 グランプリレッド(ストライプ):85万4700円

Honda CBR250RR

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●41PS/13000rpm●2.5kg-m/11000rpm●168kg●790mm●14L●110/70R17・140/70R17

税込価格
STDカラー:82万1700円
グランプリレッド(ストライプ):85万4700円

2気筒スーパースポーツ最強のパフォーマンス

2気筒モデル最強の最高出力41PS、アシストスリッパークラッチ装備、剛性としなやかさを両立させた鋼管トラスフレーム、倒立フォークといった熟成を重ねたメカニズム。250ccながらもCBR-RRの名に恥じない、スーパースポーツらしい高性能と優れたコントロール性を実現し、高い人気を誇るCBR250RR。昨年のランキングでは2位タイだったが、今年は4位にまでダウン。

画像: 2020年型からピストン形状を変更して圧縮比をアップ、パワーは41PSにアップした。アシスト&スリッパークラッチも標準装備。

2020年型からピストン形状を変更して圧縮比をアップ、パワーは41PSにアップした。アシスト&スリッパークラッチも標準装備。

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