2021年7月14日に発表されたハーレーダビッドソンの「スポーツスターS」。新世代のパワーユニット・レボリューションマックスエンジンを採用した次世代モデルだ。そのスポーツスターSの日本仕様(プロトタイプ)を撮影してきた。足つきチェックもお見逃しなく。
まとめ:オートバイ編集部/写真:柴田直行、ハーレーダビッドソンジャパン

ハーレーダビッドソン「スポーツスター S」ライディングポジション・足つき性

シート高:755mm
ライダーの身長:156cm

スポーツスターSの実車は写真で見るよりコンパクトで、取り回しも軽い。このモデルの導入担当者である、ハーレーダビッドソンジャパンの田中絵里さん(身長156cm)にまたがった感想をうかがってみた。

「現行のフォーティーエイトより若干足は開きますが、ソフテイルよりスリムです。マフラーの張り出しも気になりません。フォワードコントロールなので足を出す位置の自由度も高く、足つきもいいですね」

ハーレーダビッドソン「スポーツスター S」各部装備・ディテール解説

画像: 「レボリューションマックスT」エンジンはパンアメリカ用とはピストン形状やバルブ回り、カムプロフィールなどが異なる。

「レボリューションマックスT」エンジンはパンアメリカ用とはピストン形状やバルブ回り、カムプロフィールなどが異なる。

画像: 160サイズという極太タイヤは、空冷スポーツスターの大ヒットモデル、フォーティーエイトを想わせるもの。ブレーキはブレンボ製。

160サイズという極太タイヤは、空冷スポーツスターの大ヒットモデル、フォーティーエイトを想わせるもの。ブレーキはブレンボ製。

画像: トラス風の丸パイプスイングアームは非常に長いレイアウト。ナンバーステーはスイングアーム左側にマウントされている。

トラス風の丸パイプスイングアームは非常に長いレイアウト。ナンバーステーはスイングアーム左側にマウントされている。

画像: 大胆な横一文字のLEDヘッドライトはファットボブを思わせるもの。ウインカーはクラシカルなデザインの丸型タイプを採用。

大胆な横一文字のLEDヘッドライトはファットボブを思わせるもの。ウインカーはクラシカルなデザインの丸型タイプを採用。

画像: スポーツスターSがいかにスリムかがうかがえるアングル。大胆にチョップされた、短いテールカウルが印象的だ。

スポーツスターSがいかにスリムかがうかがえるアングル。大胆にチョップされた、短いテールカウルが印象的だ。

画像: ステップは前方、いわゆるフォワードコントロールだが、オプションでミッドコントロールキット(13万7761円/税込)も用意。

ステップは前方、いわゆるフォワードコントロールだが、オプションでミッドコントロールキット(13万7761円/税込)も用意。

ハーレーダビッドソン「スポーツスター S」主なスペック・価格

全長2270mm
ホイールベース1520mm
最低地上高90mm
シート高775mm
車両重量228kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
総排気量1252cc
ボア×ストローク105×72.3mm
圧縮比12.0
最大トルク125N・m/6000rpm
燃料タンク容量11.8L
変速機形式6速リターン
レイク角30°
トレール量148mm
タイヤサイズ(前・後)160/70TR17・180/70R16
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格
ビビッドブラック185万8000円(消費税10%込)
ミッドナイトクリムゾン
ストーンウォッシュホワイトパール
188万7700円(消費税10%込)

まとめ:オートバイ編集部/写真:柴田直行、ハーレーダビッドソンジャパン

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