BMW「R18トランスコンチネンタル」「R18B」の特徴

BMW R18 Transcontinental First Edition
総排気量:1801cc
エンジン形式:空油冷4ストOHV4バルブ水平対向2気筒
シート高:740mm
車両重量:427kg
発売予定時期:2021年9月末
税込価格:未定
「R18トランスコンチネンタル」の最も目立つ特徴は、大型のシールドやデフレクター、フラップを備えて優れた防風性能を実現するフロントフェアリングだ。さらにパッセンジャー用のバックレストを兼ねたトップケースやパニアケース、24Lという大型燃料タンクも標準装備。
「トランスコンチネンタル=大陸横断」という車名の通りに、アメリカ風のライディングスタイルでの長距離ツーリングを快適にこなせるツーリングクルーザーとして開発された。

BMW R18 B First Edition
総排気量:1801cc
エンジン形式:空油冷4ストOHV4バルブ水平対向2気筒
シート高:720mm
車両重量:398kg
発売予定時期:2021年9月末
税込価格:未定
そして「R18B」は、「R18トランスコンチネンタル」と同様のフロントフェアリングを備えながら、スクリーンをショートなものに変更。さらにトップケースを備えず、シートもスリムなものに変更されるなど、軽快な走りを予感させる「バガー」スタイルに変身。
快適さに加えて、ライディングを楽しみながら旅することを狙った「ライダーズマシン」という位置付けだ。
BMW「R18トランスコンチネンタル」「R18B」の注目ポイント

クラシックな4つのラウンド・アナログメーターと10.25インチのTFT液晶ディスプレイを組み合わせた多機能なメーター、マーシャル製の6スピーカーオーディオシステムも両モデルで標準装備されている。

もちろん両モデルとも、「R18」シリーズのメカニズム上の特徴である、豊かなパワーを発揮する1802cc空油冷水平対向2気筒エンジン「ビッグボクサー」を中核に開発されている。
このエンジンを搭載するスチール製のダブルループチューブフレームや、ドライブシャフトを内蔵したリアスイングアームは、現代的な技術による優れたバランスと、BMW往年のモデルを想わせるクラシカルなイメージを両立。

足回りはフロントにΦ49mmテレスコピックフォークを、またリアにはストローク依存型ダンパーとカンチレバーサスを組み合わせる。
両モデルともにダイナミック・クルーズ・コントロール(DCC)をはじめ、オプションのアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、3つのライディングモードとオートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)、ダイナミック・エンジン・ブレーキ・コントロール(MSR)、フルインテグラルABS、アダプティブターニングライトなどを装備して安全性、快適性をアップ。リバースギアや坂道発進しやすいヒル・スタート・コントロールも備えている。
BMW「R18トランスコンチネンタル」「R18B」の発売予定時期
両モデルともに日本では9月末の発売が予定されているが、現時点で日本仕様の価格や諸元は未定。ボディカラーは両モデルともに、黒地に白いピンストライプを配した、BMWの伝統を感じさせる「ファースト・エディション」が用意される。

R18 トランスコンチネンタル ファーストエディション

R18 B ファーストエディション
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【走行映像】Raw Power – Pure Soul: The all-new BMW R18 B and BMW R 18 Transcontinental
www.youtube.comBMW「R18トランスコンチネンタル」「R18B」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2640×1040×NAmm (2560×1040×NAmm) |
ホイールベース | 1695mm |
シート高 | 740mm (720mm) |
車両重量 | 427kg(398kg) |
エンジン形式 | 空油冷4ストOHV4バルブ水平対向2気筒 |
総排気量 | 1801cc |
ボア×ストローク | 107.1×100mm |
圧縮比 | 9.6 |
最高出力 | 91hp/4750rpm |
最大トルク | 158Nm/3000rpm |
燃料タンク容量 | 24L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R19・180/65B16 |
ブレーキ形式(前・後) | φ300mmダブルディスク・φ300mmディスク |
まとめ:小松信夫