1980年代終盤から1990年代前半にかけて盛り上がった、いわゆる「レプリカブーム」。そのブームの中心にいたともいえる存在がホンダ・NSR250Rだ。

ホンダ「NSR250R」(MC18)各部装備・主なスペック

画像: Honda NSR250R 1988年 総排気量:249cc エンジン形式:水冷2ストケースリードバルブ90度V型2気筒 車両重量:145kg シート高:770m 最高出力:45.0PS/9500rpm 最大トルク:3.8kgf・m/8000rpm 燃料タンク容量:16L タイヤサイズ:110/70-17 53H・140/60-R18 64H 当時価格:57万9000円

Honda NSR250R
1988年

総排気量:249cc
エンジン形式:水冷2ストケースリードバルブ90度V型2気筒
車両重量:145kg
シート高:770m
最高出力:45.0PS/9500rpm
最大トルク:3.8kgf・m/8000rpm
燃料タンク容量:16L
タイヤサイズ:110/70-17 53H・140/60-R18 64H

当時価格:57万9000円

画像: アルミツインチューブフレームは5角形断面の目の字材を使用することで剛性をアップ。進化した強力なエンジンに対応させている。

アルミツインチューブフレームは5角形断面の目の字材を使用することで剛性をアップ。進化した強力なエンジンに対応させている。

画像: 最高出力自体は45PSのままだが、エンジン自体を改良しRCバルブの採用、PGMキャブやPGM-CDI点火と合わせ大幅に性能アップ。

最高出力自体は45PSのままだが、エンジン自体を改良しRCバルブの採用、PGMキャブやPGM-CDI点火と合わせ大幅に性能アップ。

画像: 初のモデルチェンジで登場した2代目。通称「ハチハチ」、各部に大幅な改良を受けて性能を向上、最強モデルの呼び声も高かった。

初のモデルチェンジで登場した2代目。通称「ハチハチ」、各部に大幅な改良を受けて性能を向上、最強モデルの呼び声も高かった。

画像: 丸型2灯デザインのテールランプを採用したのはこのモデルから。以降最終モデルまで、NSRを象徴するデザインとして受け継がれる。

丸型2灯デザインのテールランプを採用したのはこのモデルから。以降最終モデルまで、NSRを象徴するデザインとして受け継がれる。

ホンダ「NSR250R SE」各部装備・主なスペック

画像: Honda NSR250R SE 1991年 総排気量:249cc エンジン形式:水冷2ストV型2気筒 車両重量:153kg シート高:770mm 最高出力:45PS/95500rpm 最大トルク:3.7kgf・m/8500 燃料タンク容量:16L タイヤサイズ:110/70R17 54H・150/60R17 66H 当時価格:64万9000円

Honda NSR250R SE
1991年

総排気量:249cc
エンジン形式:水冷2ストV型2気筒
車両重量:153kg
シート高:770mm
最高出力:45PS/95500rpm
最大トルク:3.7kgf・m/8500
燃料タンク容量:16L
タイヤサイズ:110/70R17 54H・150/60R17 66H

当時価格:64万9000円

画像: 右側を「への字」型にした左右非対称のガルアームを新採用。チャンバーを高い位置に配置することで、深いバンク角を確保。

右側を「への字」型にした左右非対称のガルアームを新採用。チャンバーを高い位置に配置することで、深いバンク角を確保。

画像: アナログ表示のタコメーターとスピードメーターを非対称に配置したレーシーなメーター。初期型と異なり独立した水温計も装備。

アナログ表示のタコメーターとスピードメーターを非対称に配置したレーシーなメーター。初期型と異なり独立した水温計も装備。

ホンダ「NSR250R SP」各部装備・主なスペック

画像: Honda NSR250R SP 1993年 総排気量:249ccc エンジン形式:水冷2ストV型2気筒 車両重量:156kg シート高:770mm 最高出力:40PS/9000rpm 最大トルク:3.3kgf・m/8500rpm 燃料タンク容量:16L タイヤサイズ:110/70R17 54H・150/60R17 66H 当時価格:80万円

Honda NSR250R SP
1993年

総排気量:249ccc
エンジン形式:水冷2ストV型2気筒
車両重量:156kg
シート高:770mm
最高出力:40PS/9000rpm
最大トルク:3.3kgf・m/8500rpm
燃料タンク容量:16L
タイヤサイズ:110/70R17 54H・150/60R17 66H

当時価格:80万円

画像: 3代目の左右非対称のガルアームから、4代目では片持式スイングアームのプロアームにスイングアームを一新した。

3代目の左右非対称のガルアームから、4代目では片持式スイングアームのプロアームにスイングアームを一新した。

画像: スピードメーターは小型液晶パネルを使用したデジタルメーター変更。カードキーを採用するなど、装備も先進的だった。

スピードメーターは小型液晶パネルを使用したデジタルメーター変更。カードキーを採用するなど、装備も先進的だった。

※この記事は月刊『オートバイ』2021年7月号の特集から一部抜粋し、再構成して掲載しています。当特集のスタッフ 文:太田安治、小松信夫、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、稲田浩章、小見哲彦、小平 寛、鶴見 健、冨樫秀明、栃内隆吉、西田 格、南 孝幸、松川 忍、盛長幸夫、森 浩輔、山口真利、永元秀和(月刊オートバイ誌)、玉井 充(月刊オートバイ誌)

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