各社話題性のあるモデルが出揃った2021年、No.1候補は4機種か
【月刊『オートバイ』編集長・松下尚司が今年の人気モデルを予想】
本命:スズキ「ハヤブサ」
対抗:カワサキ「Ninja ZX-25R」
大穴:ホンダ「GB350」・ヤマハ「SR400」
話題性が票を集めるので、ハヤブサは強そう
今年もジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤーの時期がやってきました。この企画ももう40年以上!
過去のランキング傾向を見てみると、あのバイクは昔から人気だった! なんて記憶が思ったより曖昧というか、勘違いがあったりして、絶対人気だと思っていたモデルに票が集まっていなかったりするわけです。当時はそこまで評価されていなかったモデルも、時間と共に評価が変化するということですね。
大穴で選んだSR400も昔はそこまで評価が高いものでもなかったわけですし、ファイナルモデルだから色々なメディアが評価も上げ気味で取り上げていると言えなくもないです。
そのおかげでクラシックなシングルバイクが注目されて、GB350もセットで話題になっているような印象もあります。票を集める=話題性なので、この2台はセットで大穴かなと。
ニンジャZX-25Rは昨年の話題モデルですが、実はジャパンバイクオブザイヤーのノミネート時期(前年6月〜今年5月末)の関係で今回初登場。昨年、入れたくても入れられなかった4気筒支持ライダーの票は硬いと思い対抗としました。
そして「今年の話題」と言えばやっぱりハヤブサ。性能面、機能面だけではなく、圧倒的な存在感が強み。
2代目が生産終了になっても一定数の票を集めていたモデルですし、今回の新型を待っていた人も多い印象でしたから、3代目ハヤブサが票を集めると思います。
個人的には今年一番欲しいのはホンダのCRF250Lですけどね〜(笑)。
「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2021」の詳しい情報はこちら!
※この記事は月刊『オートバイ』2021年7月号の特集から一部抜粋し、再構成して掲載しています。当特集のスタッフ まとめ:オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸、森 浩輔