日常点検の中でも大事な項目となるタイヤの空気圧の管理。でも「いちいち測るのが面倒」「自宅にエアゲージがない」という人も多いでしょう。一度装着すれば、スマホでいつでも空気圧が分かる便利なアイテムを紹介します! 
文:太田安治/写真:森 浩輔/モデル:平嶋夏海

FOBO BIKE 2「タイヤ空気圧監視システム」テスト&レポート

画像: FOBO BIKE 2 タイヤ空気圧監視システム 税込価格:9,980円 取り付けはバルブキャップと差し替えるだけ。センサーの重量はボタン電池込みで11.5gと軽く、IP57の防水防塵構造になっている。

FOBO BIKE 2 タイヤ空気圧監視システム

税込価格:9,980円

取り付けはバルブキャップと差し替えるだけ。センサーの重量はボタン電池込みで11.5gと軽く、IP57の防水防塵構造になっている。

タイヤ空気圧と内部温度をリアルタイム表示、 警告、 記録で徹底管理

摩耗や硬化で性能が落ちたタイヤは論外だが、新品の高性能タイヤでも空気圧が適性でなければ本来のグリップ力、ハンドリング、乗り心地と燃費、耐久性のすべてが低下する。「月に一度は空気圧チェックを」と訴えてきたが、より確実なのがTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)の活用だ。

すでに出回っている製品はセンサーと小型モニターのセットが主流だが、今回テストした「FOBO BIKE 2」は前後2個のセンサー信号をBluetooth接続でスマホやスマートウォッチに表示するタイプ。

空気圧、タイヤ内部の温度をリアルタイム表示し、任意に設定した上限/下限から外れると画面表示とアラーム音で警告する。ハンドル回りにマウントしたスマホまたはスマートウォッチがモニター代わりということだ。

取り付けはノーマルのバルブに付いているキャップを外し、盗難および脱落防止のロックナット、センサーの順に付けて締め込むだけなので前後で1分もかからず、AndroidまたはiOS用アプリのインストール/設定まで10分程度だった。

空気圧と温度のデータをグラフ化してアプリ上で確認したり、最大9台の車両を登録して仲間の位置やタイヤ状況を確認できるユニークな機能も搭載されている。空気圧がどれほど重要か体感するためにも、すべてのライダーに使ってほしい。

画像: センサーは直径20.2mm×高さ16.2mmと、既存製品のものよりも小さくて軽い。電池(CR1632)の寿命は約1年で、この交換も簡単。

センサーは直径20.2mm×高さ16.2mmと、既存製品のものよりも小さくて軽い。電池(CR1632)の寿命は約1年で、この交換も簡単。

画像: 純正に多く使われているスナップインバルブはゴムの弾力だけでホイール固定されているので、TPMS使用時は同梱されているクランプインバルブへの交換がお勧めだ。

純正に多く使われているスナップインバルブはゴムの弾力だけでホイール固定されているので、TPMS使用時は同梱されているクランプインバルブへの交換がお勧めだ。

画像: メイン画面には空気圧とタイヤ内部温度、前後センサーのバッテリー状態を表示。表示単位はkpa、psi、bar、kscから選択可能。

メイン画面には空気圧とタイヤ内部温度、前後センサーのバッテリー状態を表示。表示単位はkpa、psi、bar、kscから選択可能。

画像: 車両ごとにメーカー指定空気圧を登録し、空気圧の上限/下限を任意に設定。設定範囲を越えると画面とアラート音で警告する。

車両ごとにメーカー指定空気圧を登録し、空気圧の上限/下限を任意に設定。設定範囲を越えると画面とアラート音で警告する。


テスター・太田安治の欲張りリクエスト

画像: タイヤの空気圧がスマホで分かる! FOBO BIKE 2「タイヤ空気圧監視システム」は取付簡単で高機能

機能面に不満はなく、取り付けも設定も簡単。センサーはタイヤと一緒に高速回転するから、バルブへのストレス、ホイールバランスへの影響を最小限に抑えるよう、軽量化と小型化の徹底的な追求をお願いします。


文:太田安治/写真:森 浩輔/モデル:平嶋夏海

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