以下、文・写真:三橋 淳
富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華
そんなお店でたらふく食べた翌日の朝は、さすがにご飯は食べられず。なのだが、昼にはしっかりレストランを予約しているので、バイクで移動。目指すは富山の山奥、五箇山周辺だ。
「ここのシェフはジビエにこだわって、いい食材を手に入れたくて山奥まで引っ込んじゃったんですよ。でも店の作りとかオシャレだし、オーベルジュになってるから泊まれるんです」とYさん。
それがこの「LEVO」というお店だ。
![画像1: 富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/44bb20e1b8f62f78d2ef9dee5962cd72cc9d4911_xlarge.jpg)
走ること1時間半。山奥にあるお店は、まさにポツンと一軒家状態だった。
ジビエといってもメニューはフルコースのフレンチ料理。本当ならワインと合わせるのだろうが、残念ながらツーリング中なのでアルコールはお預け。その代わりお茶を料理に合わせて用意してくれるというから、どんだけオシャレなの? という感じだ。
![画像: ▲スターターはこんなにもオシャレ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/44f69f16fe4378883f858fc4311b28b5acca3be3_xlarge.jpg)
▲スターターはこんなにもオシャレ。
![画像: ▲見るからにジビエな鳥の料理。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/60ccec7b2439d3dbfc233d2a8488f99fb30f89b4_xlarge.jpg)
▲見るからにジビエな鳥の料理。
![画像: ▲熊の胃袋!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/3c1650b22f56dc07e9f64a080d23db8f728d291b_xlarge.jpg)
▲熊の胃袋!
地元で取れた熊は、冬眠から覚めたばかりのもの。胃の中にはコゴミなどの山菜しか入っておらず「これならいい香りがついて美味しく食べられるんじゃないか?」と、創作された料理だそう。
こういう食材と出会うためには、確かに山奥に店を構えないと無理だよなぁ。シェフのこだわりを感じる一品だ。普通、熊の胃袋なんて相当臭いはず。過去に食べたことないけど。
![画像: ▲デザートも美味!クロモジという植物を丸ごと使っている。初めての食感と美味さだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/7f313748281187c728fb7575643a92df300b83e1_xlarge.jpg)
▲デザートも美味!クロモジという植物を丸ごと使っている。初めての食感と美味さだ。
これの他にイチゴのデザートにお茶菓子まで平らげた。全部で12品目、お腹いっぱい。食べ終わったのは、15時半。フルコースだから3時間もランチタイムかかってしまった。
![画像2: 富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/c687371c4bcedca893f0546e9093cd536f42c0b2_xlarge.jpg)
ちなみにこの「LEVO」は、2021年のミシュラン・ガイドで2つ星を獲得している。
そんな素敵なお店を2軒も紹介してくれたYさんもアドベンチャーバイクに乗っている。3台で撮った唯一のショット。
![画像3: 富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/c591711313a8a59a9d8c3d45497fa99b0c72b46d_xlarge.jpg)
で、そんな料理をお腹いっぱい食べた後に向かったのが、白馬。富山から1時間半くらい移動すると、そこは北アルプスの麓になる。
最後の夜はこの宿に泊まるのです。
![画像4: 富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/62e0a39b8b092dab8163aed6f51394315c9bbb94_xlarge.jpg)
ここは中華料理が食べられるオーベルジュで、「白馬飯店」といえば周辺ではかなり有名なお店だ。とはいえ、15時半まで飯を食べていたのに、夕飯なんか食えるのか? と思ったけど、夕飯時になると意外と食えちゃうもんなんだね。
おまかせでお願いした中華はこれまた絶品! おまかせのため料理の名前は分からない。
![画像5: 富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/7007177519d2068aa716f72749a562262d263f17_xlarge.jpg)
ここのオーナーシェフは若いのに研究熱心で出てくる料理が美味しいのよ。白馬イチオシのお店、ワインがお好きな人はいっそう楽しめるはず。
というわけで食べに食べまくったグルメツーリング。結果的に超贅沢な旅になったけれども、たまにはいいよね。大人だもん。その分しっかり働こう! 以上グルメ旅レポートでした。
文・写真:三橋 淳
![画像6: 富山県五箇山から長野県白馬へ|いよいよジビエ、そして絶品中華](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/22/1c8ddadb11830a5a829e990537538ea23d255119_xlarge.jpg)