文:梅本まどか/写真:南 孝幸

梅本まどか
1992年7月17日生まれ。愛知県出身。身長164cm。
現在の愛車はホンダCB400Super Four。生粋の二輪&四輪好きで、各種イベント出演やMC、モデルとして活躍中。日本二輪車普及安全協会2021アンバサダー。地元名古屋の魅力をPRする名古屋観光文化交流特命大使でもある。特技はチアリーディング。
ホンダ「GB350」試乗レビュー(梅本まどか)

Honda GB350
総排気量:348cc
エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒
シート高:800mm
車両重量:180kg
発売日:2021年4月22日
税込価格:税込55万円
景色と鼓動感を満喫しながらツーリングしたい
GB350は初めて写真を見た時から気に入っていたバイク。バイクと聞いた時に誰もが思い浮かべるカタチをしていて、ネイキッドなどの「バイクらしいカタチ」が大好きな私としては文句なしのカッコよさです。
実車は思ったよりタンクが大きく、ハンドルが手前で、ステップの位置が前寄り。最初は「どういう姿勢で乗ったらいいかな?」と思いましたが、またがって納得できました。ハンドルに手を添えただけで自然な姿勢が取れ、ヒザの曲がりも自然。シートも座る位置の自由度が高くてリラックスできます。

また、バイクが軽く、幅が広めのハンドルのおかげもあって、取り回しもすごくラク。腰をバイクに軽く当てた状態で押し回すのも楽で安心感があります。サイドカバーの幅が広くて、足つきは指がつく程度ですが、車体が軽いのでまたがったまま前後にも動かせるし、走り出せば不安はありません。
そして、いざ走らせてみると、このGB、音とパルス感が最高に楽しいんです!
走り出しからシングルらしいドコドコ感があって、歯切れのいい音も最高! 回していってもずっとドコドコ感を楽しめ、バイクに乗っているんだ、という充実感を満喫できるのがいいですね! 試乗中は、わざと回転を落としてからアクセルを大きく開けて、このドコドコ感を楽しんでました。

車体が軽いおかげで、大柄に見えるのにハンドリングも軽快。コーナーで寝かすのもヒラヒラと軽やかだし、クラッチも軽くて扱いやすかったです。個人的にはリアブレーキのしっかりした効き具合とじんわりしたペダルのタッチがお気に入りでした。
今回試乗してみて、ますますGBが気に入りました! 見晴らしがいいバイクなので、ツーリングで景色を楽しみながらドコドコと流すには最高だと思います。私ならサイドバッグをつけて、3泊くらいのツーリングに行きたいですね。
ホンダ「GB350」足つき性・ライディングポジション
シート高:800mm
ライダーの身長:164cm

手前にセットされたハンドルとステップのおかげで、ポジションはリラックスできるもの。シート高は800mmですが、サイドカバーの張り出しで足つきはかかとが浮きます。車体が軽いので取り回しには不安はありません。

ホンダ「GB350」カラーバリエーション
マットジーンズブルーメタリック

キャンディークロモスフィアレッド

マットパールモリオンブラック

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ホンダ「GB350」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2180×800×1105mm |
ホイールベース | 1440mm |
最低地上高 | 166mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 180kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 348cc |
ボア×ストローク | 70.0×90.5mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 15kW(20PS)/5500rpm |
最大トルク | 29N・m(3.0kgf・m)/3000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27゜30′ |
トレール量 | 120mm |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19M/C 57H・130/70-18M/C 63H |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 55万円(消費税10%込) |
文:梅本まどか/写真:南 孝幸
永遠の初級ライダー! 梅本まどかの、ホンダ「GB350」速報レビュー!!
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