【特集】スゴ腕バイク

バイクで「スポーツする」ことはとても楽しいもの。さらに、個性がいっそう際立つモデルであるほど、車体が「こうやって操れ」と訴えかけ「手中にしてみせるぞ」という気にさせます。

一言で表すなら“尖ったバイク”。

その世界は、単に速さだけでは比べられない奥深さがあります。「これ乗りこなしてるの!やるなぁ」そんな声を耳にすると、ライダーは独りほくそ笑む……。魅力ある優駿と一心同体になれるのは、幸せです。

1986 NSR250R、1984 RZV500R、1985 RG500Γなどに乗った。

市川 仁が絶版車を斬る
HONDA CB250RS-Z(1981)

画像: 市川 仁が絶版車を斬る HONDA CB250RS-Z(1981)

スリムでコンパクトな車体で、軽快なコーナーリングを楽しめる単気筒エンジンのロードスポーツ。特に250ccモデルは1980年代に多くのモデルが誕生しましたが、その代表格といえるのが、このCB250RS-Z。

元々はオフロードモデルのエンジンをベースに開発され(CB250RS)、このモデルでセルフスターターを装備しさらに多くのオーナーを獲得したのでした。幅広い年齢層に支持されたその理由を、今回もサーキットランで深く検証します!

THE〝FACTORY STOCK〟
1976 BMW R90S

画像: THE〝FACTORY STOCK〟 1976 BMW R90S

前回の特集にも登場した、BMWの空冷水平対向2気筒エンジンモデル。BMWのフラットツインといえば、オーナー達の走り方を見ると「ツーリングにより適したモデル」という印象を持たれる場合が多いですが、実はスポーツ性でも独自の世界を構築。あの有名なレースでも勝利を収めています。当時のライバルは日本製の直列4気筒モデル。なぜ勝てたのか。そこにはきっちりとした理由があったのです。

マニアックバイクコレクション

今回の特集の裏テーマは「尖ったバイク」。これは走りについてで、ルックスについてではありません。ということで、今回のマニアックバイクコレクションは「その姿は丸っこく、かつ個性的だったスポーツモデル」に着目したもの。特に1980年代後半から1990年代前半にかけてはデザインの変換期だったのか、けっこう「丸バイク」が登場しています。まだ乗り続けているオーナー様、よろしければBG誌面で乗らせてください!

「雨は これから」東本昌平 第67話「丸める尻尾もない」

画像: 「雨は これから」東本昌平 第67話「丸める尻尾もない」

「自業自得」と他人は言う。たいして期待されていないのも分かる。こんなハズじゃなかった? 自問自答が続く。

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